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2008年07月20日

ムーンウオッチ / ムーンゲーム

これ、retrogamer愛用の腕時計。
Apo_WAT (4)_R.jpg
腕の上に小さな宇宙がある・・・という とてもロマンチックな時計。

この時計は、オメガ スピードマスター プロフェッショナル
「FROM THE MOON TO MARS」です。

NASA月面着陸35周年を記念して、世界3500本限定で
販売されたモデルです。
(2004年発売モデル)


 で、実は本日 7月20日は、月面着陸記念日なんです。


「僕らが生まれてくる、ずっとずっと前にはもう、
 アポロ11号が月に行ったっていうのに・・・♪」



(Byポルノグラフィティ)って歌があるけど、

 この「僕らが生まれてくるずっと前」っていうのは
1969年7月20日の出来事だったわけ。

 月に人類史上最初に降り立ったのはアポロ11号の船長である、
アームストロング氏。
 そのときにアームストロング氏が腕にはめていた時計が
オメガのスピードマスターだったのだ。


 というわけで、「OMEGA SPEEDMASTER PROFESSIONAL」
っていう時計は、ムーンウオッチとしても有名な時計なんですよ。
時計の裏フタには誇らしげに
「FIRST WATCH WORN ON THE MOON」 の文字が刻まれています。
Apo_WAT (5)_R.jpg
驚くことに、現在でもスペースシャトルでの船外活動時には
スピードマスター以外の使用が認められていないらしい。



 オメガのスピードマスター(スピマス)シリーズは現在、
自動巻きの「オートマチック」と、手巻きの
「プロフェッショナル」が存在します。
 普通なら、自動巻きのほうが上位モデルなのでは? 
と考えがちですが、オメガではスピマスの場合は
手巻きのモデルの方を上位モデルに位置づけています。

 自動巻き機構は、時計内部にとりつけられた
ローター(振り子)が、腕を動かすことによって、回る力を
利用して実現している。でも、宇宙には重力が無いので、
この機構が働かないのである。
 というわけで、宇宙では手巻きの方が都合よかったってわけ。

 地球で使うぶんで(笑)、手巻きの魅力は、やはり自分の手で
ゼンマイを巻いて、
「自ら時間を作りだす。自分の力で時計を動かす」
みたいな快感を得ることが出来ることかな? 
 その辺の感覚はオートマチックの車よりもマニュアルの
車が好きな人ならなんとなく理解できるのではって思います。

 スピマスの一般的なモデルは風防が強化プラスティックで
出来ています。「Moon To The Mars」も強化プラスチック製
モデルしか存在しません。
 宇宙でガラスが破損すると飛び散って危険。プラスチックだと
割れ目が出来るだけだったり、飛び散ってもガラスほど危険では
ない。という理由によって強化プラスチックが採用されている
らしい。
  とはいえ、他のスピマスだと、サファイアガラスで出来た
モデルも存在しますよ。そのぶん、しっかり高価だ(汗)


 スピマスの欠点は水にはあまり強くないこと。一応は
生活防水となっているから普段の生活では困らない
でしょうけど、やはり海や川には持っていけませんね。
 宇宙には川や海が無いから、その辺は設計理念に入っていない
のだ。



 そして我が愛用の「フロム ザ ムーン トゥー マーズ」は、
実はあの「銀河鉄道999」の作者「松本零士」によるデザインなんです。

Apo_WAT (3)_R.jpg

 インダイアルに地球と月と火星が配置されています。


松本零士さんの説明によると、

「いずれこの時計を持った人間が宇宙へ行く。月だけでなく、火星にも必ず行くだろう」と、
そんな思いを込めたデザイン案もオメガに渡してあったのです。
こうして今回、そのときに渡してあったデザインを用い、全世界で発売されたのが
オメガ・スピードマスター・プロフェッショナル「フロム・ザ・ムーン・トゥ・マーズ」なのです。

 この時計の3つのインダイヤルにはそれぞれ、地球と月と火星が描かれています。
地球環境の問題などもあって、人類の居住圏は将来、火星や金星などに拡大することも
あるともいいます。その時に、
「この時計を持った人が宇宙に行き、そこでこの時計を見ることで、地球というものに思いを馳せてくれるだろう……」。
そんな気持ちがこもっています。

参考HP
●腕時計の現在地。> 松本零士の時計私感
 Exciteエキサイトイズム

http://ism084column.exblog.jp/

↑メーテルの刻印が入った999時計もあるぞ(^_^)


というわけで、スピマスはとてもロマンあふれる
ムーンウオッチなわけです。
「フロム・ザ・ムーン・トゥ・マーズ」も、宇宙飛行士の
野口聡一さんが宇宙へと連れ出してくれましたよ。




<OMEGA VS Bulova>

 オメガのスピードマスターが最初にリリースされたのは1957年。
もともとはカーレースなどのスピード競技用に設計されたクロノグラフ。
このときより基本的な構造はまったく変わらずに現在までこのモデルが存続しています。
これって、すごいことですよね?


その後、NASAがスピマスに目をつけて、NASA公認クロノグラフになったというわけ。

でも、この「NASA公認の座」をめぐって挑戦してきたのは
Bulova(ブローバ)。
 そもそも、オメガはスイスのメーカー。やはり、アメリカの
ミッションにはアメリカの会社であるブローバーに・・・
という主張もあったようだ。

 でも、残念ながらブローバーはスピマスを超える性能の時計を作り出せなかった。
 NASAは自国崇拝よりも性能を優先したのだ。
(なんだか、この間のSpped社の水着問題に事情が似てますね)

 とはいえ、コクピット用の時計としてブローバの音叉時計が採用されました。




<ブローバーもオモシロイよ>

ブローバーも、なかなか面白い時計を作っているよ。

その代表的なのが音叉(オンサ)時計。

 この時計の魅力はスイープ運針。秒針がスーットものすごく
なめらかに動くんだよ。
(今の一般的なクオーツだと1秒に1回しか秒針は動きませんよね)


 そして音叉の音。耳を近づけると「ポー」って共振音が
聞こえます。
その音叉の振動を超精密な歯車によって、回転力として取り出す。

 1秒間に360回の音叉振動(360Hz)を直径わずか2mmに
360もの歯がついた歯車で動力を受ける。1秒間に1回転。

考えられないほど奇跡的な精度を要求される。


オンサ時計は、すでにロストテクノロジー。故障した場合の
修理は困難を極めるらしい。部品だってそう簡単に手に入らない。


ゼニスだから、アキュトロンではないけど、見てください!
この歯車の細かさ! そして、音叉の音!


まさに、巧みの世界ですね。



で、retrogamerも3年ぐらい前に「アキュトロン」
買っちゃいました。

すごい、悪趣味なモデルでしょ?
Apo_WAT (7)_R.jpg

でも、けっこう珍しいモデルらしい。

枠が木目調だったり、ケースが10Kの金だったりと
70年代のレトロ・アメ車ぽくって、
オヤジチックでダイスキな時計だったんだけど・・・・
残念。2年前にお亡くなりになりました(><)

中身はこんな複雑な構成です。
Apo_WAT (10)_R.jpg

でも、でもね、
「いまじゃ、もう、動かない。その とーけーい。」
Apo_WAT (11)_R.jpg
でも、捨てられないです。

Apo_WAT (8)_R.jpg
Apo_WAT (9)_R.jpg



ブローバーでも今では音叉時計は生産も修理受付もし
ていませんが、ブローバのロゴには音叉が模されたものが
今でも使われています。
Apo_WAT (13)_R.jpg
(これがブローバのロゴ)


ブローバーの時計は他にもいくつか持っています。
Apo_WAT (6)_R.jpg
でも、「アキュトロン」以外は、音叉時計ではありません。


ベネトン時計もブローバ製。カジュアルで定価もけっこう安い。
Apo_WAT (16)_R.jpg
Apo_WAT (15)_R.jpg



こういうゴージャスっぽい雰囲気のクォーツも、けっこう好き。
Apo_WAT (12)_R.jpg
Apo_WAT (14)_R.jpg



コレは自動巻きの機械式ゼンマイ時計
Apo_WAT (17)_R.jpg
Apo_WAT (18)_R.jpg
アメリカの誇りのはずが、ムーブメントはスイス製だ(汗)。



で、今欲しいのが「ACCUTRON SPACEVIEW」というモデル。


音叉時計のスケルトンタイプ。
これ、かっこよすぎです。

詳しくはコチラを見てみましょう。
●BULOVA ACCUTRON SPACEVIEW 
 ブローバ アキュトロン スペースビュー
http://nakahiro.parfait.ne.jp/moji/space.html


ただ、1台アキュトロンは壊してしまっているので、
なかなか買う勇気が無いんですよね。
中古で3万円以上と高いし、電池は特殊だし、
壊れたらそれまでだし・・・。

でも、入手困難で、はかないからこそ魅力があるのも確か・・・
かな。






<レトロゲーム紀行ですから・・・>

 とまあ、retrogamerは けっこう時計マニアでもあるわけ
ですが、このブログはレトロゲームを扱うブログなので、
一応レトロゲーム関連の記事も 書きます(笑)

今回は2部構成ってことで(笑)


 月に降り立つのを体験できたレトロゲームといえば・・・
実はあるんですよね。

けっこう有名かもしれませんが(笑)

その名は「ルナ・ランダー」!!!

ATARIの いにしえのゲーム。




単純ながらけっこう燃える。
月に無事に降りるだけ(笑)のゲーム。
 勢いに任せて高速に着陸すれば機体は破損する。
慣性や重力が働くから、1方向にしか出来ないジェット噴射を
微妙にコントロールしつつ、燃料がなくならないように、
早く着陸するのを競うゲーム。

 パソコンへのユーザーによる移植は昔からたくさん
存在しましたね。
 最初に遊んだ「月面着陸ゲーム」が、あなたにとっての
オリジナル・・・かもしれませんね(笑)
 でも、アタリが元祖(^_^)


 ちなみに、ゲームボーイでアレンジ版もリリースされて
いましたね。

アーケードでTAITOの「ルナレスキュー」(インベーダー基盤)
とか、このゲームの発展系も いくつかありましたね。

(アーケードゲーム博物館 スペースチェイサー ルナレスキュー)


ちなみに、retrogamerが持っているのは「ジュピターランダー」
マックスマシーン用だぞ!コモドール64でも動く。

Apo_WAT (19)_R.jpg

そう、月面じゃなくて、木星に降り立つゲーム。
グラフィック的には月か、木星かの判断が付くわけも無く、
あくまで設定上(版権上)の問題だね。


宇宙船『ジュピターランダー号』は、太陽系をはるばる旅して木星(ジュピター)に近づ いた。乏しい燃料のなか、木星表面に首尾よく軟着陸できるか?

Apo_WAT_R.jpg


 SID音源による音楽が「ムーンクレスタ」ってのが
ポイント(笑) パクリまくりですな(笑) 古き良き時代。



これが、Nichibutsuの「moon cresta」ね



もちろん、フリーウエアで類似ゲームもいっぱい存在しますヨ。

たとえば・・・


ここで、実際に遊べるしね。
http://www.thepcmanwebsite.com/media/lunar_lander/lunar_lander.shtml


というわけで、実際に月までいける未来を信じて、今日もゲームに励もう(笑)



<CM>

一応、今でも入手可能だね(^_^)!




オメガ★スピードマスター・3577.50・From the Moon to Mars・手巻★未使用品 268,000円 (税込)


■材質  SS クロノグラフ 風防 手巻き
■サイズ ケース直径約40mm バンド内径約20cm
■付属品 ギャランティー(無記入)・ピクトグラム・説明書・内外箱(外紙箱日焼け有り)
    ・当店6ヶ月保証書付き
■状態  新品〜未使用品・シール付き

☆NASA月面着陸35周年記念モデル。インダイヤルは松本零士氏による
「地球・月・火星」のデザイン。ブラックベゼル・ブラック文字盤。


posted by retrogamer at 19:53| Comment(2) | TrackBack(2) | 時計 腕時計 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
時計にも詳しいようで・・・
守備範囲の広さに驚きます。

先日、実家に帰ったところ、兄が
シチズンのハイソニックを手に入れたそうです。

ご存じかと思いますが、これも音叉時計とのことで。

電池が既に絶版で、動作確認すら
とれないそうです。

じゃあ買うなよ!!って、ツッコミを入れたくもなりますが。

当方は、時計はあまり詳しくはないのですが、
一生使う予定で、無理して購入した
GSのクオーツを使用しています。

本当に普通の時計ですが、各部の仕上げが
丁寧で、これはこれで気に入っています。
Posted by せきね at 2008年08月11日 23:30
コメントありがとうございます。

そうそう、ハイソニックもありましたねぇ。電池が特殊だから、今となっては動かすには改造が必要なシロモノですが、たとえ動かなくとも持っていることに意味があるってのがマニアのサガ。

GSとは、良いものをお持ちですね。
まさに一生ものだと思います。

ちなみに、私はGSよりは格下ですが、
QSとKSのアンティークなら持っていますよ。傷がひどいから、外ではめるのには
チョット・・・な状態。
 家でニヤニヤ見る専用の時計です(汗)

Posted by retrogamer at 2008年08月12日 12:55
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