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2008年08月18日

ドアドアmkII MSX版とか・・・ファミコン版とか。。。

今回は、ドアドアmkII MSX版の紹介です。

DOADOAMK_R.jpg

ひさしぶりに、自作動画を作ってみたので、
見てやってくださいませ!

※ retrogamer作 Youtube動画

へたれPlayですいません(汗)




<ドアドアとは・・・・>

 不思議なお部屋の中で魔物に狙われて困ってしまったチュン君。
不思議なドア(どこでもドア?)を使って魔物を異次元世界へ
飛ばしてしまおう!


 見た目のカワイサよりは難しいアクションパズルゲーム。
攻略にはけっこう反射神経も必要。

 魔物には、それぞれ動きに特徴がある。その特徴を利用して、
たくみに誘導し、ドアに閉じこめる。もちろん、一度にたくさん
の魔物を閉じこめた方が高得点だけど、もたもたしていると、
ドアの中から魔物が飛び出してきてしまいます。
 その魔物が出てくるのを遅くするには半ドアという高等テクニックも
あるのだが、けっこう難しい。

 一度魔物を閉じこめたドアは再利用出来ないから、使う順番も工夫して
使わなければならない。
 また、ドアは開閉する方向が決まっているので、敵の誘導を上手に行わないと
効率よく閉じこめるのは難しい。

 魔物が最後の1匹になると「お怒りモード」となり、移動速度が
高速になり、かなりビビリます。

 すべての魔物をドアの中に閉じこめるとステージクリア。


完全な「覚えゲー」だから、何回も遊ぶうちに さくさくと
進めるようになって快感。でも、コンティニューが無いから、
ちょっとしたミスが全面クリアの命取り。きびしぃー。


doardoaaaa_R.jpg


ドアドアといえば、あの中村光一さんのデビュー作。
まだ高校生の時だったそうだ(驚)
 中村光一さんといえば、ドラゴンクエストや
ポートピア連続殺人事件等のプログラマー
として活躍し、エニックスから初期の作品はリリース。
 チュンソフトの創始者にして取締役。
現在はドワンゴンの子会社となってしまったけど、
チュンソフトも健在だぞ!

 チュンソフトのチュンってのは、もちろんドアドアの主人公
「チュン君」のこと。で、そもそもチュン君ってのは、
中村さん自身の「あだ名」から由来する。 
 中村さんの「中」を、麻雀牌でいう「中(チュンって読む)」
にちなんで命名されている。


Chunkun_R.jpg
チュン君。かわいすぎる!



元祖「Door Door」は1983年に、エニックスからリリースされた
PC-8801版。(もともとエニックスのコンテストへの応募作品)

DOADOABM012_R.jpg

その後は、当時のパソコン各機種に次々に移植されていきました。


LOGINDOA_R.jpg
実写版ドアドア(ウソ)


その中で、PC-6001mk2に移植の際に、ドアドアmk2として、
ブラッシュアップ!
うたい文句は「ファンタジー思考型反射ゲーム!」
DoordoorBM_R.jpg
 mk2となっても、ゲームルール等の基本はほとんど変わってはいません。
PC-6001シリーズはPC-8801に比べると全体的に機能が劣るため、
画像などはグレードダウンしています。解像度が低いため、
キャラクターは大きくなったものの、マップが小規模なものに変貌。
 でも、mk2となっている以上、グレードアップしたところもあります。
 まず、敵キャラクター「オタピョン」が追加されました。
チュン君と同期してジャンプするという いやらしいキャラクタ。
でも、ゲームがより楽しいものとなりました。




とにかく、PC-6001Mk2版は、当時としては驚異的にすばらしい出来でした。
ゲームの操作方法が表示されたり、ネーミングがあったりと、
昔のアーケードゲームに雰囲気が近い。
 そのままゲーセンに置いても良かったってほど、
クオリティも高い。


 そして、このmk2の特徴は、5の倍数の時だけ、変になる
「世界のナベアツ仕様」のBGM。
5の倍数の時だけ、テーマソングが変なアレンジバージョンになるという
楽しい仕掛け。

05面  リンダドアドア
10面  テクノドアドア
15面  おさるドアドア
20面  沖縄ドアドア
25面  おもちゃドアドア
30面  ポッポドアドア
35面  ウエスタンドアドア
40面  こもりドアドア
45面  中国ドアドア
50面  演歌ドアドア

けっこう、どれも強引なアレンジでした(^_^)



PC-8801版・PC-8001mkII版・PC-6001mkII版は100ステージありましたが、
PC-6001版は40ステージ。そしてファミコン版は50ステージ。


そして、後にPC-88にもmk2になって帰ってきました。


DoorDoor88_R.jpg
キャラクターが小さくてマップが広かった元祖ドアドアPC-88版



後に逆移植されたPC-88用 ドアドアmk2
やはり、mk2の方がキャラクターも大きく、遊びやすかった。
BGMも元祖のBEEPからFM音源対応に(^_^)



で、エニックスのファミコン参入第一段は、実は「ドアドア」でした。
ファミコン版はmk2をベースに移植されています。



ドアドアといえば、ファミコン版という方も多いかと思います。


 MSX版はmk2という名前ではありますが、
5の倍数で変なBGMにはなりません。
全何ステージなのかも不明。
 MSXにしては、キャラクターが単色じゃなくて綺麗だし、
動きもなかなか良いから、とても良い出来に思います。
 色合いもファミコン版よりも好きです。

 でも、肝心な操作性がちょこっと悪いので、無理な行動は
控えがちなPLAYとなります。納得のいかないミスが、たまに起き、
ストレスがたまりますね。また、もう少しプレイヤーの移動速度
が速いと遊びやすいのにって思います。その辺が残念。
(とはいえ、許容範囲)


 ファミコン版(たぶんMSX版と同マップ)になりますが、
ここで各ステージの簡単な攻略法が載っています。
これを参考にすれば全面制覇も夢じゃない?

●ドアドア攻略。
http://kentaro.ifdef.jp/v_date/doadoa0.html

さらに、動画で見れば、全ステージクリアへの早道かな?



※ファミコン版はワープの裏技あり!
最初のステージで爆弾を爆発させて、
そのときにABボタンを押しっぱなしにすれば
OK.

成功すれば25面から遊べる。
ただし、成功率はちょっと低い。



ドアドアは 今遊んでも充分楽しい名作です。
携帯電話でも遊べるようですし、今まで
遊んだこと無い方は、一度遊んでみてくださいね。


P.S.
私だけ?「ナッツ&ミルク」ってなんだかドアドアに
雰囲気にてませんか? 
もちろん全然違うゲームだけど(^^)



<関連情報・リンク>

X1版のパッケージはコチラで見れます。
●ドアドア
http://www.geocities.jp/yuyumoon/oldgame/doordoor/index.html

絵が違う貴重なFM-7版のパッケージはコチラで見れます!
●Oh!FM-7:ドア・ドア(エニックス)
http://retropc.net/fm-7/museum/softhouse/enix/030500900.html


<CM>

ドアドアはゲームミュージックCDにもなっています。



チュンソフトゲームミュージック グレイテストコレクション 税込 3,200 円



初期のドラクエのプログラムなども開発していたゲーム制作会社、
チュンソフトの設立20周年を記念してリリースされたゲーム音楽集。
ファミコンからプレステ2まで、さまざまなゲーム音楽がオリジナル
音源で収録。あの日の思い出が甦る。



CHUNSOFT GAME MUSIC GREATEST COLLECTION

ディスク:1
1. 弟切草タイトル (1~7:ゲーム「弟切草」より)
2. 黄色い花の伝説
3. 館までの道で
4. 閉ざされたなぞ
5. 奈美の思い出
6. 愛のテーマ
7. 悲しみの彼方に
8. かまいたちの夜 (8~15:ゲーム「かまいたちの夜」より)
9. レクイエム
10. ゲレンデの恋人たち
11. ペンション・シュプール
12. 香山さん演歌
13. 悪夢
14. 長い夜のはじまり
15. 伝説のスパイ
16. オタク刑事、走る! (16~24:ゲーム「街」より)
17. Panic Dance
18. 七曜会
19. B・O・D・Y
20. がんばれ美子
21. 遥かなる故郷へ
22. 街へ出ようよ
23. パニック・ザ・青虫
24. 遠く、儚く、愛しいもの


ディスク:2
1. メインテーマ (1~12:ゲーム「3年B組金八先生 伝説の教壇に立て!」より)
2. 友達
3. 日々 ~春~
4. 日々 ~沖縄~
5. 日々 ~夏~
6. 日々 ~冬~
7. 珍妙
8. 集合
9. 有形
10. 硬派
11. 手紙
12. 回想
13. オープニング (13~25:ゲーム「ネットサル」より)
14. オープニング(AGB)
15. トップメニュー
16. シナリオメニュー
17. プロローグ
18. うきうきしている曲
19. 街中の曲
20. GO!FIGHT!WIN!
21. 北極スタジアム
22. 南米スタジアム
23. ヨーロッパスタジアム
24. 海底都市
25. エピローグ
26. ドアドア (ゲーム「ドアドア」より)
27. ニュートロン (ゲーム「ニュートロン」より)
posted by retrogamer at 01:02| Comment(2) | TrackBack(1) | MSX | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
動画付きでいつも以上の熱いコメントで、どれだけドアドアを愛していたのかがヒシヒシと伝わってきますね。
リアルタイムでプレイしたことは無いのですが、ベーマガやポプコムに掲載されていた広告はよく目にしていましたね。特にmkUのペーパークラフトによるキャラクターの表現が可愛すぎます♪
そうそう、元祖88版のパッケージ裏には高校当時の凛々しい中村氏の写真が拝めます。

当時は色々な雑誌でゲームアイデアコンテストをやっていて、自分も少年ジャンプに何作か応募しましたが....。(汗

動画で使用されているBGMはわざわざこの動画のために作られたのですか? グッジョブです。

最後に一言。
「ミューキーズ轢いてるヨ!」(笑
Posted by code_VR. at 2008年08月19日 03:42
コメントありがとうございます。

ドアドアはミリオンセラーソフトらしいから、もし、1本売れたら1円の報酬でも、100万円! 1本売れたら10円でも1000万円! 100円だったら1億円!!!!! 1000円だったら10億円!

ううう、考えただけでもすごい。高校生でもフェラーリ買えちゃいます。

でも、その一時の大金におぼれずに、チュン君が 今でも現役でがんばっていることに、関心してしまいます。よく、宝くじで1億円とか当てると、人生を狂わせて地獄を味わう人が多いって話を聞くけど・・・。そういや、いまそんなテーマのドラマやってますね。

>mkUのペーパークラフト
これってセンス良いですよね。でも、
ログインの表紙の方がさらにGooD!

>自分も少年ジャンプに何作か応募しましたが....。(汗

ジャンプ関連の何かのゲームでアイデアが
密かに使用されていたかも・・・よ。

>動画で使用されているBGMはわざわざこの>動画のために作られたのですか

7年ぐらい昔に作ったやつですよ。
ちょっとへっぽこだけど、せっかく
ドアドアの動画を作ったので ひっぱり
だしてきました。

>「ミューキーズ轢いてるヨ!」(笑

これは、事故(笑)
ちなみに過去の自作動画からの
引用です(笑)


詳しくは、コッチも見てね(^^)
●マッピーの家庭用エレメカ 動画で紹介! 迷路脱出ロボットだよ。

http://retrogamer.seesaa.net/article/46408187.html









Posted by retrogamer at 2008年08月19日 22:15
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