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2008年08月27日

元祖・本家「ATARI仕様」のジョイスティック

これが、元祖・本家「ATARI仕様」のジョイスティック
なんですね。


 今では絶滅したかもしれないけど、昔はATARI仕様の
ジョイスティックは日本でもよく見かけましたね。

元々はATARI VCSから採用の仕様なのかな?(調査不足)

 日本でも、よく昔のパソコンのカタログなんかで、
ジョイスティックポート2ポート内蔵(ATARI仕様)とか
って書いてあったかと思うけど、あのATARIってのは、もちろん、
アメリカのアタリ社のこと。
PC88JPY (2).jpg

MSXやPC-6001、FM-TOWNS、そしてX68000もATARI仕様のポートを採用していました。
他にも色々なパソコンで採用されていて、それらのマシーンでジョスティックが
共用できたのが良かったですね。
 4方向(8方向検知可能)+ボタン2個(もともとは1個)で
デジタル式なのが標準。構造がシンプルだったから、自作スティックを作ったりするのも簡単。

標準ではデジタルだけど、アナログ入力も可能でした。
汎用I/Oポートとしても機能するから、
マウスや、パドル、ループレバー、タブレットなどのアナログデバイスも
色々存在しましたからね。


 で、セガは、SEGAマーク3やマスターシステムなども、ATARI仕様と同じ
端子を採用していたのだけど、結線が異なるので、実は互換性が無いのだ。
配線さえ変えてやればATARI仕様のジョイスティックも使用可能だったんだけどね。

なぜ、結線もATARI仕様にしなかったんだろう?

で、メガドライブでも同じ端子を使用していたのだけど、こちらも互換性はなし。
そもそも、ボタンが3ボタンだったし、スタートボタンも付いているから、
どっちみち標準のATARI仕様では実現不可だったわけだけどね。

 その後はSEGAでもサターンからは違う形の端子を使うようになったし、
ATARI仕様のポートは絶滅していきましたね。

 もう、ATARI仕様を知らない・・・って人も多いかもしれませんね。



P.S.

TOWNSのパッドはATARI仕様+スタート、ポーズボタン付なんだけど、
このスタートボタンとポーズボタンの実現の仕組みは、実はかなり
ローテクです。
 たとえば、普通では、方向キーの上と下の同時押しって
ありえませんよね? そう、方向キーの上下の同時押しと、
左右の同時押しをしたことにする結線で実現しています。

だから、このスタートボタンを利用したゲーム「アフターバーナー」
では、スタートボタンによるアフターバーナーを点火したと同時に、
F-14XXの操作が一時不能に陥ります(汗)


<おまけ>

大きな、のっぽな、アタリスティック!



すげぇぇぇ!


<CM Granada王国>

おおお、これはかっこいい!





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◆カラー:オレンジx白
◆素材:100%cotton ◆表示サイズ:M
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◆備考:鮮やかなオレンジにATARIロゴがインパクト大です。
右襟に汚れがございます。
その他特筆すべき大きな目立つ汚れ、痛みはございませんが、
used商品であることをご理解ください。

posted by retrogamer at 08:25| Comment(2) | TrackBack(0) | ATARI | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
いや、ATARI仕様って1ボタン仕様ですから
メガドラやマスターシステムのパッドをMSXに繋ぐと1ボタンだけきくでしょう。

アミガ版のスト2は1ボタンで操作するらしいけどw
Posted by at 2008年08月27日 23:36
そっか、ATARI標準は1ボタンでしたね。
で、SEGA仕様とATARI仕様とでは方向キーの配線が違うため、一応キーは働くけど、たとえば、右を押してるのに上が押されてることになったりしてしまいます。
Posted by retrogamer at 2008年08月28日 07:48
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