なかなかのスグレモノゲーム。
絵がゴシックっぽいっていうか、とても描き込まれていてキレイなんだけどグロい。
色使いなどいかにも海外ゲームって感じの香りもしますね。
それにしてもネズミの死体のボスと捨てられた人形のボスは怖すぎ(><)
夢に出てきそうです。
このゲームってドイツで作られたらしいのだけど、日本の良作ゲームのエッセンスが
上手に吸収されてますね。
基本のシステムはグラディウスっぽい。グラ2に出てきたようなカニカニな動きを
するボスや、サラマンダに出てきそうな触手系な敵。R-TYPEにでてきそうなグログロな
生物系な敵。1ドットの精度が要求されそうなほどイヤラシイ地形がまるでR-TYPE。
ダライアスに出てきそうなお魚系の敵や画面に納まらないほどの魚戦艦!
そして決定的なのが日本語で書かれたタイトル画面。オープニングに登場
する人間様も日本人の名前です(^_^)
作者さんは大の日本好きなのでしょうか?
ってわけで、何かと見所と謎の多いゲームです。
そうそう、グロい昆虫が主人公ってとこではインセクターX(MD版)にも
似てるね。


ちなみに、アーケード版ではカワイイ昆虫だったんだよね(^^)
まるでネオジオのRAGUY(ラギ)の世界みたいなかわいさ!!!
それにしても、「Apidya」って
BGMがカッコイイですねぇ。音質も良い!
TurricanやThe Great Giana Sisters、JimPowerなどで、
お馴染み(?)の Chris Huelsbeck氏が作曲。
前半はいかにもゲームミュージックって感じのかっこいい音楽。
メロディーもキャッチーでよいですね。
この独特なサンプリングレートの音質は往年のMOD音楽全盛期を思い出しちゃいます。
基地に潜入後に流れる「時代を感じさせられるジュリアナっぽいダンステクノ」や、
RAVEサウンドがゲームにとてもマッチしています。
すごい。アビジャがシンフォニックになってる!
ところで、「アビヂャ」ってどういう意味!? そして2ってつくからには1もあったの?
って疑問がでてきますよね。
どうやら「アビヂャ」(ラテン語)ってのはハチの一種らしいです。
そして、この2ってのは、どうやらシャレで付けただけらしいとの情報が・・・。
「アビヂャ1」は存在しないようだ。
まあ、ひょっとしたらアフターバーナー2やギャラクシーフォース2みたいな
感じで完成バージョンが2って命名!ってパターンかもしれません。
スカベンジャー4やファンタスティック4みたいに、チーム名や参加人数が
タイトルに反映されているのかもしれませんね。
<CM>


洋ゲー通信airport 51 ( 1,470 円 )

【内容情報】(「BOOK」データベースより)
『キラー7』や『ノーモア★ヒーローズ』など、独特な作風で知られるゲームデザイナー須田剛一氏と、洋ゲーという大海原にマスクひとつで泳ぎ出る謎の洋ゲー冒険家マスク・ド・UH氏がお送りする、週刊ファミ通の人気連載が、ついに単行本化。これ1冊で、海外ゲームの歴史と秘密がみるみるわかる。
【目次】(「BOOK」データベースより)
洋ゲーとは?/レーティングについて/洋ゲーを遊ぶには?/洋ゲー入手方法/洋ゲーメーカー白書2008/『グランド・セフト・オート』/『モータルコンバット』/FPSと戦争/アメリカ産シネマゲームの歴史/アメリカン“過激”スポーツゲームの系譜〔ほか〕
【著者情報】(「BOOK」データベースより)
須田剛一(スダゴウイチ)
グラスホッパー・マニファクチュア代表取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
遊んだことは無いのですが、見ているだけでも楽しそうなゲームですね。
また紹介したいと思います。