>

2007年03月05日

テグザー ゲームアーツの歴史はここから始まった

1985年。
世はファミコン大フィーバー時代。

「パソコンのアクションゲームって
どれも動きがぎこちなくてツマンナイヨネ!」
というのが世のゲーマーの声。


そんな時に突如スクランブルしてきたのが、
”テグザー”

どんなゲームだったかというと・・・。
THEX_TITLE_R.jpgTHEX_GAME_R.jpg

当時の衝撃といえば、それはもう凄かった。

PC-8801mkUSR専用(SR専用としても初のソフト)で
最初に発売され、8001mk2SR用(かなりレア)、
PC-8801用、FM-7シリーズ用、X1用、MZ-2500用、
PC-9801用、MSX用、DOS/V用、APPLE2GS用と
次々に発売されていきました。


ゲームアーツのデビュー作にして、このクオリティ。
後にシルフィードなど技術的にもゲーム的にも、
さらには音楽的にもすぐれた作品を次々にリリース
していきました。気が付けば、誰もが知っているよ
うなビッグなゲームメーカーになっていたわけですが、
ゲームアーツの歴史はこのテグザーから始まった
というわけです。


やはり、一番思い出深いのは、最初に発売された
PC-8801mk2SR版でしょう。


かっこいいパッケージですねぇ。
THEX_PACK_F.JPGTHEX_PACK_B.JPG





 説明書はこんな感じです。
説明書のルビはテグザーではなく、テクザー
になっていました。パッケージではテグザーになっています。
”THEXDER”の表記については、こんな解説も。
「未来の発音は現代とは多少異なるため、
最も近い表記でこうなる。」

THEX_MAN1_R.jpgTHEX_MAN2_R.jpg


 マクロスに影響されたと思われるが、
ロボットから飛行機に飛行機から、ロボットに
自由に変形出来るのが楽しい。

 それもちゃんと飾りではなく、ゲーム性に
反映されている。

 武器が、それまで主流だった玉ではなく、
レーザーだったのが良い。グラディウスでも
レーザーがステキだったのだが、それとはまた違う、
ホーミング機能付のレーザー。こいつは
衝撃だった。上に、下に、斜めにと
カラフルな色で自動照準でレーザー攻撃する様は
爽快の極みでした。

 もちろん、バリアのグラフィックが
良いのも忘れてはならない。

 ゲーム自体はライフ制ながら、残機やセーブなどが
無いため、ちょっとした油断でゲームオーバーになる
シビアさがあります。

 バリアやレーザーを使うだけでもエネルギーが
減っていくのでそれらを無駄使いせずに攻略していく
という戦略性が楽しいゲームでもあった。


 またFM音源によるBGMがすばらしかった。
メインBGMも良いのだが、ゲームオーバー時の
ムーンライトソナタも良い。
THEX_OVER_R.jpgTHEX_DISK_R.jpg

 ベートーベン作曲の名曲 ムーンライトソナタ(月光)が
FM音源で幻想的に流れる。癒されます。




 期待されていたファミコンのテグザーはレーザーが再現
されていないため、爽快感がない。残念な移植だった。
ちなみに移植はスクゥエアーでした。

 でも、よくファミコンと比較されたMSXのテグザーは、
画面の解像度こそ低いのだが、
なかなか良く出来ている。ちゃんとレーザーも
再現されている。ちなみに、移植はコンパイルでした。


MSXのテクザー
THEX_MSX1_R.jpgTHEX_MSX2_R.jpg


 MSXのテセウスというゲームがあるが、
どことなくテグザーに似てるなあと思っていたら、
実は後のゲームアーツのスタッフによる作品。
MSXなのに、スムーズなスクロールをし、重力を感じる
ような動きが凄い。
まちがいなく傑作である!


テセウス
THEX_TESE1_R.jpgTHEX_TESE2_R.jpg





 後に、続編のファイヤーホークが発売されたが、テグザー
ほどのインパクトはありませんでした。でも、こちらの方が
戦略性も強く、面構成も色々あり長く遊べるゲームだったよう
に思います。






 さらに、WINDOWS95版でも”テグザー”が発売されましたが、
こちらは完全別物。
THEX_WIN1_R.jpgTHEX_WIN2_R.jpg

 ファイヤーホークに近いようにも思うが、
やっぱりあまり爽快感がない。

 マルチウインドウで武器の選択画面や、マップの表示が
あったりと見た目はかっこいい。

 画面もとても美しく出来ている。オープニングに
3Dモデリングによるデモ画面が収録されています。

 音楽はMIDIで出来ているのだが、例のテーマソング
ではなく、全て新曲になっているのが残念。

 MIDIデータ(SMF)なので
差し替えが可能かもしれない。
 が、差し替えてまで遊ぶ価値があるかどうかは・・・。
海外作(SIERA社)なので、
どことなく洋ゲーの雰囲気がします。

 もっとも、こんな製品が世に存在していたことを
知っている人も少ないかもしれません。




*テクザーは間違いなく名作。 
遊んだこと無い人は是非一度遊んでみよう。*




























楽天 テレビゲーム市場
きっと遊びたいゲームが見つかる・・・。





楽天 ダイエット市場
ゲームで なまった体を シェイプアップ!!
きっといいものみつかるヨ。





<関連記事 LINK>

覚ゑがき 『 記憶のそら 』
W-ZERO3でエミュ_PC-88編
http://ille.12.dtiblog.com/blog-entry-61.html


posted by retrogamer at 22:40| Comment(6) | TrackBack(0) | NEC PC-88/98/60/66 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
SRではない88mk2が初めてのパソコンでした。暫くしてSRが出たときのショックは大変なものでした。そのもっとも大きい理由がこのテグザー。ノーマルMk2のロボットゲーム「ゼノン」「ホバーアタック」に慣れ親しんだ目にはこのゲームは衝撃だったと同時にSRとノーマルMk2との大きな隔たりをまざまざと見せつけられる思いがしたものです。ただ、後に色数は制限されたもののノーマルMk2でも走るテグザーが発売され大いに溜飲を下げたものです。
Posted by あらみ at 2008年05月07日 01:47
あらみさん、はじめまして!
コメントありがとうございます。

そうですよね。mk2をSR発売直前に買ってしまった方の、ショックって、かなり大きいですよね。私の友人もそのひとりでした。

友人はFM音源を増設したりして延命させようとしていましたが、やはりSR専用のSOFTが増えていったので、買い替えを余儀なくされました。

 ちなみに、その友人の買い替えを決意させたソフトはシルフィードでしたね。
(テグザーはmk2対応版で満足していたからね)

 やはり、あのころのゲームアーツの技術は他のメーカーの数段上を行っていたと思います。




Posted by retrogamer at 2008年05月07日 05:24
ホバーアタックやりたいな…。
私はFM-7でやった気がしますが、他機種のもやりたいな。
テグザーもやった記憶がありますね。
ホバーアタックは、PC-8001Mk-‖のがやりたいですね。携帯の待受にしてます。
Posted by たんたん at 2009年02月15日 16:25
たんたんさん、コメントありがとございます。

ホバーアタックも、なかなかの名作ですよね。たしか、X1がオリジナルだったような・・。
テグザーに比べればグラフィックもしょぼいけど(^^)
Posted by retrogamer at 2009年02月15日 20:59
テグザーといえばムーンライトソナタ!ベートーベンピアノソナタ第14番の月光ですね。この曲、めちゃくちゃ好きなのですが、きっかけはテグザーでした。この頃、ピアノを弾ける知人に会っては「月光、弾いて!」と言いまくってました。簡単な曲ではないみたいで、なかなか弾いてはくれませんでしたが...。
Posted by ブぅ at 2009年02月28日 14:03
コメントありがとうございます。

そうなんですよね。私もムーンライトソナタを知ったのはテグザーがきっかけ(^^)

ゆったりした冒頭部分は、私もへたっぴながら一応ピアノで弾けます。
でも、最後まで弾くのは至難の業(><)

 当初から、88SRテグザーのムーンライトソナタは、
Game Overの音楽にしては長い曲だなとは思ってましたが、感覚としてはスタッフロールやエンディングといったものだったのでしょうね。 そもそも、テグザーは無限ループゲームだから最終ステージクリアって概念が無いわけですしね。

月光はテグザーで聞くのもよいけど、続編
ファイヤーホークのエンディングでサウンドボード2で流れるアレンジバージョンもなかなか素晴らしいですね。





Posted by retrogamer at 2009年03月01日 10:17
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/35306114

この記事へのトラックバック