あそんだことありますか?



は〜りぃふぉっくすシリーズ
コマンド入力式のアドベンチャーゲーム。
マウスクリック式やコマンド選択式の
アドベンチャーに慣れてしまった今となっては
とっつきにくいかもしれない。でも、昔のアド
ベンチャーゲームではこの方式が一般的でした。
面倒といえばそれまでだが、「言葉をさがす」
という楽しみもあったわけです。
まずは、第一作である「は〜りぃふぉっくす」の
簡単な紹介。
ゲームのあらすじ
プレーヤーは母キツネとなり、病気の
子キツネを助けるためのアイテムを求めて
冒険に出て最後は子キツネの病気も治すこと
が出来てハッピーエンドとなりました。
とまあ、大筋はこんな感じですが、旅には色々な
障害や、なぞ、愉快なキャラクターなどなど
ほのぼの要素も満載の楽しいゲームでした。
そして、今回メインで紹介する
パート2「雪の魔王編」



※PC-88版を写真撮影しております。
(MSXなどでも発売されていました)
<オープニング ストーリー>
長い長い冬がロムスの森を襲った。寒さにうち震え、
次々と倒れていく動物たち。

そして、その中にあの母ギツネもいた。その日は朝からひどい
吹雪だった。昼を過ぎても止む気配はなく、それどころかいっ
そう強くなるばかりであった。親子はここ一週間ばかり何
も食べていなかったため、吹雪の中へ狩りに出掛けた。
途中、子ギツネは母ギツネを見失なってしまう。子ギツ
ネは必死で捜しまわり、やっと母をみつけた。
しかし時すでに遅く、母ギツネは息絶えていた。
寒い寒い夜のことだった。子ギツネは、やり場のない
悲しみを一人の少女への思いに託す。少女の名はマリ。
1年前、母を追い雪の中に倒れた子ギツネを祖父ジーク
の所へ運び、優しく看護してくれた、あの少女。あの
少女に逢いたい。

雪の止んだある日、子ギツネは降り積もった雪の中を
シタンの町へ向かって走り出す。




とまあ、いきなり子狐の母上様がお亡くなりになる
という悲しいオープニングから始まる。
ゲーム内容としては雪の魔王にとらわれた恩人の少女
マリを助け出すという冒険動物ファンタジーとなって
いて、とても楽しいゲームになっています。
前作よりは受け付けるワードが多いのか、遊びやすく
なっているが、重要なアイテムの使用回数制限が
あったり、アイテムを持っていないといきづまったり
と、なかなかクリアへの道が険しいゲームとなっている。
マッピングや、情報をしっかりメモをとりながらじっくり
遊べば、そういった見落としも発見できるようには出来て
いる。そういった難しい謎がとけたときの達成感を味わう
のがアドベンチャーゲームの醍醐味ですね。
<説明書>




とにかく個性的な動物達とお話しするのが楽しいゲームです。
でも、テーマはけっこう重く出来ています。生きてい
くことの厳しさや、自然の厳しさなどなど・・・。
感動できますよ。
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