ホビーパソコンといえば・・・ PC-88
という時代がありました。
もちろん、PC-88とは、NECのパソコン、
PC-8801mk2SR(以降)のこと。

でも、実は、初代PC-8801はビジネスパソコン
としてスタートしているんです。

PC-8001を高級にしたようなパソコンで、実際に
共通仕様も多かったのですが、まず、外見
からして大きく異なっていました。
そんな、PC-8801は、実は漢字ROMがオプションで、
漢字を使用するのには後から漢字ROMを増設する
必要がありました。
(驚くことに、あのPC-9801初代も漢字表示がオプションでした)
そんなわけで、漢字ROMが無いと、「はーりーふぉっくす」も
このように、文字が表示されない状態(汗)

と、それ以前に、フロッピーディスクもオプション。
もちろん、外付け。
高嶺の花、憧れの的 でしたね。
このころのフロッピーディスクは超値段が高く、
しかも、図体も大きい。
でも、それまでのフロッピーに比べれば、
当時としては安価で、
高性能だったのが、
NEC 5インチ外付フロッピー PC-80S31 です。


5インチ2Dで、ドライヴにはTEACのFD-55Bを採用しているらしい。
このころ主流だった、インテリジェントタイプのFDでした。
ドライブ内部にFDC(フロッピーディスクコントローラ)と
8ビットCPU(たぶんZ-80)が入っていて、ドライブユニット
内のROMとRAMをドライブ内のCPUで制御。
PC本体とはパラレルインターフェースで通信をするという
大掛かりでステキな仕組みになっています。
ヘッドロードというアクセスをしてない時にヘッドをディスクから浮かせる
機構を搭載していました。
このように、当時としてはかなり丁寧に作られていた
ドライブでした。
PC-8801とはパラレルケーブルにて接続しましす。
PC-8801には標準でフロッピー端子が付いていますので、
ただ接続するだけで使用可能です。
(ディップスイッチの変更は必要)
実は、PC-8801は初期と後期で、背面がことなっています。

初期型は背面が塗装されていないのですが、
後期型はちゃんと白く塗装されています。
キーボードはPC-8001ゆずりの高級なタッチ。
色もPC-8001のような配色。
PC-8801mk2SRではだいぶんキーボードも小さくなりました。

PC-8801キーボード VS PC-8801mkUキーボード
ここで、疑問に思うのが、SRで初代のかっこいいキーボードが
使用できるか?
答えは・・・・

そう、使えません。
ちなみに、FH以降のキーボードとSRファミリー
とのキーボードの互換性もありません。
PC-88シリーズ(SR以降)は、キーボードが
カチカチいうメカニカルキーボードで、
使い心地最高!!!!
とまあ、今レトロゲームを楽しむために88を買うなら
PC-88mk2FH以降が良い選択かな。
でも、PC-88シリーズの歴史ある初代PC-8801も忘れては
ならない。
「初代」というステータスとでもいいましょうか・・・
とにかく部屋に置いておくと
「かっこいい」
古き良き時代の魅力・・・ を感じますヨ。
<予告>
また、こんな古き良き時代のPC↓ なんかも、
紹介していきますね。



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殴りふぉ○日誌 Д`)ノ⌒After…”
ありがとう
http://nonoya.selfip.com/adiary/adiary.cgi/nonoya/20070417#day297
PC-8801(初代)を持っているようですね。
羨ましいです。
ここでお願いしても宣しいでしょうか?
もしN88-BASIC 1.1マシンなら
下記のプログラムをN88-BASIC 1.1上で実行した結果をメールで教えて下されば助かります。
10 A=0:FOR I=&H0000 TO &H0FFF:A=A+PEEK(I):NEXT:PRINT"CHECKSUM1=";A
20 A=0:FOR I=&H1000 TO &H1FFF:A=A+PEEK(I):NEXT:PRINT"CHECKSUM2=";A
30 A=0:FOR I=&H2000 TO &H2FFF:A=A+PEEK(I):NEXT:PRINT"CHECKSUM3=";A
40 A=0:FOR I=&H3000 TO &H3FFF:A=A+PEEK(I):NEXT:PRINT"CHECKSUM4=";A
50 A=0:FOR I=&H4000 TO &H4FFF:A=A+PEEK(I):NEXT:PRINT"CHECKSUM5=";A
60 A=0:FOR I=&H5000 TO &H5FFF:A=A+PEEK(I):NEXT:PRINT"CHECKSUM6=";A
70 A=0:FOR I=&H6000 TO &H6FFF:A=A+PEEK(I):NEXT:PRINT"CHECKSUM7=";A
80 A=0:FOR I=&H7000 TO &H7FFF:A=A+PEEK(I):NEXT:PRINT"CHECKSUM8=";A
初代PC-8801は、去年までは3台所有していたのですが、どんどん増えていくレトロパソコンに部屋中が身動きできないほどに囲まれてしまい、ついには置き場に困ったため、売却してしまいました。
たまにPC-8801の中古ジャンクを某H店にて見かけるので、また買うかもしれません。そのときはプログラムを試してみたいと思います。
いったい、何が起こるのかも気になりますしね(^^)
今回はお役にたてなくて、すみません。
ロットナンバーを確認していただければと思います^^
>獣さん
>
>私のヤフオク調査の結果では、初期モデルは背面塗装されていて、最終に近いロットだけが無塗装なんですけど、違うのでしょうか。
>ロットナンバーを確認していただければと思います^^
コメントありがとうございます(^_^)
貴重な情報、ありがとうございます。
自分のPC-8801は現在は手放してしまったため、シリアル番号は今となってはわかりません。
もし、今後に入手する機会があればシリアル番号も見て見ようかと思います。
ずっと背面パネル違いが気になっていて、こちらのブログで初めて取り上げられているのを見て嬉しく思った次第です。
もしモデル末期で無塗装になっているのならばとても不思議な現象ですけど、一連の88シリーズでも、次期モデルが登場した後に生産されたらしきロットナンバーの個体も見られますし、何かしらの理由があるのでしょうね。