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2007年04月05日

源平討魔伝 VS 月風魔伝

 常に個性的で、独創的なゲームを造り続けてきた
コナミだが、明らかにナムコのゲームを真似たと
いわれても仕方が無いほど類似したゲームを
発売したことがある。



それは・・・・。


「月風魔伝」(ゲツフウマデン)。

(長時間YouTube動画)





何に似ていたかと言うと、もちろん、namcoの

「源平討魔伝」。





 発売当時から、「こんなの発売して、いいのか、コナミ?!」
と思ったのは言うまでもありません。
まず、一番最初に遊んだときは、間違いなく「源平討魔伝」
そっくりと感じます。

 でも、実際に長い間遊んでみると、やはりコナミらしく
丁寧に作られていて、Play感覚は別物でなかなかの良作。
 たしかに、画面や、演出や、音楽の雰囲気などはアーケードの
「源平討魔伝」にとても似ているのだが、同時にコナミらしい
ところも感じられて、なんとも不思議な雰囲気のゲームと
なっています。

 世間的には、
「源平討魔伝をモチーフにしたコナミのオリジナルゲーム」
ということで、事なきを得ました。
 まあ、テトリスブームの時も、いっせいに
落ちものパズルが竹の子のごとく派生しましたよね。
あれと同じような認識で済んだようです。




 以下、「源平討魔伝」と「月風魔伝」の類似点

・「源平討魔伝」の小モードと「月風魔伝」のメインゲームの
 見た目が似ている。
 (さすがに多関節なビッグモードは
   ファミコンでは無理だったか)
・世界観がそっくり。和風で、敵が妖怪。
・タイトルが似ている。 両方とも、タイトルは
 漢字だけで構成されていて、発音もゲで始まり、
 マデンで終わる。
・主人公も似ている
 赤い神のロングヘアーの鎧武者。しかも、武器が日本刀。
・ステージの移動がマップ画面。
・ステージの最後が鳥居になっている。
・どちらのゲームにも怪しげな、語り部オババが出る。
 しかも、この謎の老婆が、しゃべる内容も
 なんとなく似ている。
 背骨の曲がり具合といい、水晶玉(?)を持っている
 ところといい、とにかく、見た目もそっくりである。
・オープニングで、髑髏(ドクロ)の山の上で、
 剣を出す演出も似ている。
・転落時の演出も似ている。
・ゲームオーバーの出方もそっくり。漢字一字がどばっと出る。

「パクリゲーム」とまでは言わないが、間違いなく
「大いに参考にして作ったゲーム」であることは
 間違いないでしょう。


 デコ(故 Date East社)のファイターズヒストリー事件
のように訴えられなかったのは奇跡としか言いようが無い
かと思います。その訴えられた内容はというと、
「スト2に似ている」と、実際裁判沙汰になった。
おそるべし、カプコン。実際は、ぜんぜん似ているとは
思わなかったけどなあ・・・

 また、「源平討魔伝」のキャラクターをモチーフにした
コナミのゲームはもう1本存在します。極上パロディウスに、「琵琶法師」をモチーフにしたボスが登場します。
(まあ、キャラクターは姫に、お経は和歌になってますが)


まあ、このゲームは色々なゲームのパロディをテーマにした
ゲームなので、問題は無いのだろうけど、はじめてみた
ときは、けっこうぶっ飛びました(笑)



 ちなみに「月風魔伝」はファミコンオリジナルのゲームです。
ファミコンに「源平討魔伝」が移植される前に登場したので、
ナムコもファミコンで「源平討魔伝」を出すときにはとても
困ったことでしょう。

 結局、ファミコン版の「源平討魔伝」はコンピューター
ボードゲームという、まったく別物のゲームとなって
発売されました。



 もしも、「月風魔伝」が存在しなかったら、ナムコも普通に
アーケードの移植を目指したのでは?と思います。
 その結果、移植は月風魔伝のようなゲームとなっていた
ことでしょう。


 ちなみに、ファミコン版「源平討魔伝」の名前入力で
「げつふう」と入れると、ほかの名前に強制的に変えられると
いうナムコの逆襲を見ることができます(笑)



「源平討魔伝」にはいろいろなエピソードがあり、
当時アーケード版の開発中に、プログラマーの方が
急病でお亡くなりになられたり、いろいろあったため、
神社に平家の供養に行ったというエピソード
もあります。


ちなみに、こちら、アーケード版「源平討魔伝」のプロモ。
なかなか良くできています。ナムコミュージアム4にも収録
されていますが、当時、ナムコのイベントなどで上映された
こともあり、心ときめかせたものです(懐) 監督は雨宮慶太。
(YouTube動画)




プロモがなかなか気合が入っていただけに、
本当に、「源平討魔伝」の映画を作ってほしかったなあ。
最近では「大帝の剣」や「どろろ」みたいに、ちょっと同じような世界観の
映画がヒットしているので、ひょっとしたらイケルかもね。

結局、
「源平討魔伝」も、「月風魔伝」も
両方とも、独特の世界観が楽しい良作です。

面白さを「VS」ということなら、
ドローといったとこでしょうか(笑)

どちらとも、今遊んでもじゅうぶん楽しいゲームですね。















posted by retrogamer at 23:55| Comment(0) | TrackBack(0) | レトロゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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