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ゲームが発売されていました。
どういうゲームかというと・・・。
正式名称は「ルパン 黄金強奪作戦」。
ＦＬゲームで、まったく違う内容のステージが３つ
収録されています。
当時は固定画面が主流だっただけに、
当時としてはお得なゲーム。
このゲームの主人公は、アルセーヌ・ルパン。
そう、ルパン３世ではありません。
１世が主人公。もっとも、
このゲームのグラフィックからして、
１世か３世かなんて判別もつかない
でしょうし、対した問題
でもないのですが・・・。
もっとも初期のアーケードのルパンもかなり
ショボいグラフィックで、どうみてもルパン
には見えなかった。
簡単なゲームスートーリー
ルイ１４世が残したと言う莫大な黄金が、
モンドールの森の奥の館にひっそりと
眠っていると言う。だが、その館には
悪霊（ゴースト）が住み着いていて、
お宝を守っている。今までこの館に
入って帰ってきたものはいまい。
お宝の入手は困難を極めるのであった。
果たして、ルパンは悪霊の館で、
無事にお宝を手に入れることが
出きるのでしょうか？
（ちなみに、「悪霊の館」というLCDゲームも存在する）
ＦＬルパンのゲーム内容は・・・
＜ステージ１＞
ぱっと見、「ドルアーガの塔」Ｂｕｔ，全然別ゲーム（笑）
敵を避けながら銃で撃ちつつ、小部屋に隠された赤い鍵を
全て集めて、次の部屋に進め！
小部屋は自動開閉する扉があり、その扉が開いた
ときにしか入ることが出来ません。
ちょっと強引ですが、パックマンタイプのゲームとでも
思ってください。
＜ステージ２＞
インベーダータイプのシューティングゲームになります。
敵は左から右に迫ってきます。ルパンは一番右端にいて、
上下にしか移動できません。敵をどんどん銃で撃破。
撃破しそこねると敵は一番右にまで来てしまい、
１ミスとなります。32匹倒すと次のステージに
進めます。
＜ステージ３＞
１面と似たゲームに戻ります。ただ、小部屋はなくなり、
その代わりに自動で回る回転扉が出現。この回転扉は
自分でまわすことができない。ようするに、自動で
迷路の進路が変わってしまうというわけだ。
このステージでも鍵を全て集めてから、金庫に
向かいます。金庫が開いたと同時に、ボスは
自動（オートプレー）で倒してしまいます。
その後、「いきなりクライマックス」。
３ケタのルーレットがいきなり回りだします。
この目押し出来ない３ケタのルーレットの出た
数字に含まれる7の数によってスコアが変わる。
７が１個のときは100点、２個は200点、３個は300点
スコアが入ります。
これにて、めでたく、ゲームクリアとなります。
もし、このステージの回転扉を
自分で回せるのだったらユニバーサルの
「レディバグ」みたいで、それは
それで面白かったかもしれませんね。
※レディバグについては
後日詳しく紹介の予定です。
あの当時のゲームはどれもそうだけど、ハードウエア
の制約から仕方が無いのですが、表示内容がどうしても
ショボイ。その分、ストーリーやパッケージイラストで
補完しているわけだ。Ｐｌａｙする人も、頭の中で
色々と想像を膨らませながら補完ＰＬＡＹするわけ。
それはそれで夢があって、たのしい、古き良き時代
でしたネ。
結局は、アイデアで勝負なわけで、絵が綺麗だろうと
汚かろうと、アイデアが良くて、しっかり出来たゲーム
は時代に関係なく面白いものです。
もちろん、絵や音が良い方がイイに決まってますけどネ。
それでは、今回の「ルパン」が面白いかというと・・・。
ゲームバランスがあまりよくありませんし、
ちょっとイマイチでした（汗）
それに、ルパンのキャラクターがまったく生かされていません。
このゲームの主人公がルパンである必然性が全くありません。
もっと警官とのおっかっけこ（ルパン３世の見すぎ？）が
あったりしても良いような気がします。
まあ、どこかで見かけたらＰＬＡＹしてみてくださいね。
Ｐ．Ｓ．
ＦＬゲームは、その電光掲示板みたいな未来的な感じが
モノクロ液晶よりも魅力があって好きでしたネ。
過去にＦＬゲームですと、今回紹介した「ルパン」と
同じシリーズのＴＯＭＹ製「Ｔｒｏｎ」も紹介して
いますので是非、ご覧ください。
http://retrogamer.seesaa.net/article/38394733.html
なお、以下のＨＰで、retrogamerの今回の「ルパン」の
紹介記事よりも、ずっと詳しく、しかも画像付きで
解説されていました（汗）
もっと「ルパン」のことを知りたいのでしたら
是非、見てみましょう。
http://www5e.biglobe.ne.jp/~kiden/densigame7/lupin.htm
