「パックマニア」
覚えていますか?
http://www.youtube.com/watch?v=jtSUXiMLVKc
(X68000版 パックマニア)
「3Dになったパックマン」と言っても、
斜め見下ろしのクォータービュー。
ポリゴンで表現されているわけでもない。
それでも、3Dモデリングされた
パックマンがちゃんと立体的に
見えるので、すごいインパクトがありました。
特に、モンスターの後頭部の
テカリ具合がサイコー。
このゲームから導入された
パックマンがジャンプできると言う
フューチャーが良い。
(パックランドでもジャンプできたよ
って突っ込まないでね)
スクロールしたとたんに、いきなり敵が
出てきても安心だ。
また、アメリカでも大人気だったパックマン。
アメリカではパックマンはアニメにもなっていま
したので、キャラクターとしても大人気。
パックマンは日本生まれの、アメリカ育ち
なんですネ。
また、まるでレゴブロックで出来たようなステージ
やピラミッド(バーラ?)で構成されたステージ、
などがあり、とてもポップでよいですね。
ちなみにステージデザインは全部で
4バリエーションがあります。
パックマニアは、そんなアメリカを意識
した雰囲気に仕上がっている。
ポップ(ポスターやノボリ)などもアメコミ調に
なっていて楽しい雰囲気でした。
また、PAC-MANIAのロゴ自体に、
アメリカの星条旗がバックに使われている。
いかに、アメリカを意識したゲームなのかが
わかりますね。
また、このゲームは
パックマンのキャラクターを上手にいかし、
パックマンのコーヒーブレイクの音楽を
アレンジしたBGMがあったり、豪華になった
コーヒーブレイクがあったりとなかなか楽しい
ファンサービスもありました。
BGMが どれもポップで楽しい。パックマンと
モンスターのドタバタおっかけ劇のような感じ
が上手に曲に表現されている。
(GBA版パックマンコレクションに収録のパックマニア)
今回紹介しているムービーでは聞き取りにくい
のですが、、
偶然(意図せずに、エラー的に)に出来たと言う
あの「チャヅツミ」のFM音色もインパクトがあって
よいのです。
ただ、GBA(gameboy advance)版のパックマニア
はBGMの後半が省略されているので、
かなりザンネンなのです。
本当はもっと長い曲なんです。
さて、お話を90年代、初頭にもどして・・・・
そんなパックマニアを家庭で遊びたいと思ったら、
当時はMSX2(1990年)やX68000版がありました。
特にX68000版は良く出来ていて、
画面の縦横の関係で、比率が違う
ぐらいで、ほとんどアーケードの完全移植と
いってもいいぐらいの素晴らしい出来でした。
※アーケード版は縦画面。
また、メガドライブの海外版である「GENESIS」でも
パックマニアがリリースされていました。もともと
日本生まれのゲームですが、移植は海外のATARI系
メーカー「TENGEN」が行っていました。
なお、多くのNTSC版のジェネシスソフトは
日本のメガドライブでそのまま使用できます。
ヨーロパ系(PAL)は起動できないので注意が
必要です。
今でこそ、
輸入ソフトでもインターネットで簡単に手に入る
世の中ですが、当時(1992年ごろ)は、やはり
秋葉原などの輸入ゲームショップで購入する
ぐらいしか手に入れる方法がありませんでした。
retrogamerもアキバの「タイゲン貿易」にて購入。
当時は、他に、ジェネシスソフトの購入には、
メッセサンオー3にもお世話になりました。
<GENESIS版 パックアマニア かなりお勧め!!!>
ジェネシス版のパックマニアは良く出来ていました。
色こそ少なく、アメリカでの移植のためか、色使いが
どことなく洋ゲー(原色が多い)なのですが、
操作性も良いし、なかなか遊んでいて楽しかった。
また、もともとアーケードでは縦画面のゲーム
だったのですが、完全に横画面フルになっています。
それはそれで遊びやすいように調整されていました。
(X68000版はゲーム部分は縦長画面を維持しつつ、
余白となった横にスコアなどを表示しています)
このGENESIS版パックマニアの特徴は、
「パックブースター」の搭載。パックブースターボタンを
押すことにより、パックマンが加速して、スピーディーに
ゲームが展開できる。これがとても爽快で、ある意味、
アーケードの面白さを超えていました。
ひさしぶりに、アーケード版をPLAYした時に、逆に
「パックブースター」が無くて物足りなく感じたぐらい。
このムービーではザンネンながらパックブースーターを
駆使していないが、だいたいGENESIS版が、
どんな雰囲気かはわかるはず。
もう一度言うよ、
GENESIS版 パックアマニア
かなりお勧め!!!
でも、
今、パックマニアを遊びたければ、
プレイステーション版「ナムコミュージアムVol.5」
ゲームボーイアドバンス版「パックマンコレクション」
プレイステーション2用「パックマンワールド2」
プレイステーション2用「ナムコミュージアム・アーケードHITS!」
などが良いですね。
Play Station2用ソフトは、もちろんPLAY SATION 3 でも
使用できます。
これが、一番、お手軽で、いろいろ遊べて良いのでは。
また、お話を1990年ごろの昔にもどして・・・
当時
他にも、海外を中心にいろいろなマシーンに
移植されていました。
NES(ファミコン版)
ちょっとココまでくると、あまり3Dという感じも
しなく、イマイチな移植となっています。
ATARI ST版
うーん。画面はちょっと悲惨だが、
チープなピコピコ音がイイ。
BBC Micro版 モドキゲーム
パックマニア モドキ 「Money Money」
こいつはインパクト大!!!
でも、パックマニア(1987年)よりも
登場が早い(1983年)なので、パクリゲー
では無いのだ(笑)
こんな楽しすぎるゲーム、また後日、
別枠で詳しく説明したい(笑)
そんな、マネー マネーにちょっと似た
ゲーム。
Scooter (Atari 800XL)
世の中には、いろいろなゲームが存在するなあ
と思った今日このごろでした(笑)
<オマケ>
パックマンDJ−PLAY
OZMAもびっくり?!・・・ かも。
<関連記事>
過去に書いた「パックマン」の記事。是非、ご覧ください。
http://retrogamer.seesaa.net/article/39693315.html


ゲームで なまった体を シェイプアップ!!
きっといいものみつかるヨ。