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五萬と存在するが、そんな中でも、
最もバカな本を紹介しましょう。
※この場合のバカは、 ほめ言葉（笑）
それは、ゾルゲ市蔵 著書の
「謎のゲーム魔境」シリーズ。
基本的にはレトロゲームの魅力と
ディープな歴史や秘密情報を紹介
している本。
シリーズ中盤までは、
「マニアックなゲーム情報＆旅行記」
という独特なスタイルをとっていました。
著者のゾルゲ市蔵氏の超越したジョークが
楽しい本。どことなく、同人みたいな
ノリなのが楽しい。
でも、それが ただのジョークではなく、
ちゃんと 普通では知る由も無い
珍しい資料を収集＆整理した上での
「わかっている人のブラックユーモア」
なのが楽しいのだ。
だからこそ、逆に読者を選ぶ本だろう。
読者も、わかっていないと楽しめないのである（笑）
また、ちょっとしたオモシロ ネタでも、大げさに、
こっけいに、また、繰り返し登場することにより、
個性的で独特なゾルゲワールドの表現に成功していると
いえよう。
特に、「バカゲー」の茶化し方は天下一品。
バカゲーへの愛すら感じるほど。
（ゾルゲ著でバカゲーをメインにした別本もあり）
とにかく、読んでいて楽しいのだ。
もちろん、わかっている人しか楽しめないのは
言うまでもない（笑）
※分かっている人が楽しめる理由：自分のディープな知識を
再確認できたときに、人は喜びを感じるものなんです。
（ようするに、自分から湧き出すトリビアの泉みたいなもんだ。）
また、自分と同じ経験をした他人を見たり、聞いたり、
同じ考えの文章を読んだときにも、喜びを感じるもの
なんです。
共感。それは快感でもあるのだ。
さて・・・・、
この本に書いてある、ジョークは、
だれでも、「そんなわけねーだろ」という
あからさまなウソも多いけど、
案外、本当くさくて、ダマサレちゃうウソもある。
また、「そんなわけねーだろ」と思っていたことが、
実はホントだったり。
大黒さんも歌ってるように
世の中の裏の裏は表だったりして・・・
なワケです（笑）
とにかく、だまされようと、楽しければ
「それでいいのだ」
中には、実際にゲームを起動してみて、
ゾルゲさんが書いたことは本当かな？
とかって試したことも・・・。
「やっぱり、だまされてました！」
自分もまだまだだな（笑）
ちなみに、第四巻の「おことわり」に、こう書いてある。
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「いきなり4巻目を読んでいる人はビックリしているかと
思いますが、この本の著者は昔からウソが好きで好きで
たまらず、ピノキオで言うと鼻が大気圏を突破して
土星軌道に到達するほどのウソつきですので、
その点どうかご理解いただき、この本の資料的価値を
あまり期待しないでください。」
と書いてはあるけど、資料製満載なんです！
どうやって調べたんだ？！というネタもいっぱい。
でも・・・、
しつこいようだが、
ところどころに ゲリラ的にちりばめられた
ジョークを 鵜呑（ウノミ）にすると痛い目にあうぞ！
友達から「うそつき」よばわりされちゃうぞ（笑）
とにかく、おもしろい本である。
読んだ後は、本当にネタにされたゲームを
やってみたくなる。
もし、あなたがコアなレトロゲーマーを自称
するのでしたら一度、読んでみることを
お勧めします。
え、読んだことあるって！
失礼しました（笑）
＜補足＞
※retrogamer的には 第４巻「DECO&ビック東海編」
が一番好きです。（DECO = DATA EAST ）
※ゾルゲ市蔵氏の著書は、ゲーム系はもちろん、
他のジャンルも含め、いろいろあります。
どれもコアですが（笑）
興味のある方は
ホームページ「ゾルゲドットコム」で勉強しましょう（笑）
http://www.zolge.com/index.html
もちろん、HP掲載の記事もマニアックで楽しいですよ。
※これら一連のゾルゲ市蔵さんの本を、敬意をこめて、
retrogamerは勝手に、「ゾルゲボン」と呼んでいます。
＜最後に・・・・ 感謝！＞
今回の記事は、てきーら さんからいただいたコメントに
対する、いわば サイト内 トラックバックです。
http://retrogamer.seesaa.net/article/41914994.html
（コメントを頂いた記事）
まだ、始めてから３ヶ月も たっていない、
まだまだ未熟な「レトロゲーム紀行」ですが、
だんだん「日刊更新」が きつくなってきています。
記事のヒントを頂き、ありがとうございました。
今後とも よろしくお願いします。
なお、ネタがなくなってきたら、
予告なく、週間更新に変更します（汗）
＜関連・リンク＞
てきーらさんのブログ
新・ランタオ島へようこそ
http://track-back.net/teki-ra
楽天 テレビゲーム市場
きっと遊びたいゲームが見つかる・・・。
楽天 ダイエット市場
ゲームで なまった体を シェイプアップ！！
きっといいものみつかるヨ。
個人的には３が好きですねぇ。
あれだけ、カシオのゲームにくわしいものもないような…。
ゾルゲさんの影響で、テンペストにはすごい興味あるんですけどね。
今のゲームサイドの連載が一番好きですね。ちょっとノスタルジックで。
「アツクテシヌゼ」
でしたネ（笑）
たしかに、カシオの資料は少ないので
貴重な本ですね。
テンペストは昔のベクタースキャンの
アーケード版なら
遊んだことがあります。
とても難しいゲームだったように
思います。
さすがに
ATARIジャガーの２０００は
やったこと無いですねぇ。