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2007年05月27日

サビを撃退しよう 電子ゲーム復活への道

ツクダオリジナルのコンピューターオセロ。
久しぶりに遊ぼうと思ったら、
「あれ、動かない!?」
sabio_R.jpg
電池ふたを開けてみると、
サビが大量発生。

さあ、どうする!?
まずは、電池を引っこ抜く。
そして、乾いた布でサビを取れるだけ取り除く。

sabi (1)_R.jpg
ここで、以前動かなくなったカセットを
復活するのに使った
「塗って復活! ゲームカセット再生」
を塗ってみた。





※詳しくは過去記事参照(^_^)
「動かないファミコンカセットを復活させよう」
http://retrogamer.seesaa.net/article/36300811.html



 うーん。今回のサビは頑固なので、
やっぱり、この「魔法の薬」をもってしても
ダメ。

 でも、ここであきらめるわけにはいかない。
ドライバーの先などでサビをこじって落としてみた。
それでも、接点は復活しない。


 こうなったら ダメもとで、
壊れるのを覚悟で、最終手段。

「サビ落とし液」の出番。


 今回はホームセンターで購入した
SOFT99コーポレーション製の
「赤サビ落とし Rust Dissolver」
を使用してみた。
sabi_R.jpg


 使用方法は、

キャップについている筆で、サビ部分に液を
たっぷり付け、10分ほど放置。
すると、塗った部分が化学変化を起こし、
変色する。
 そして、乾いた布でしっかりとふき取る。
その後、水を含んだ布でしっかりと薬品を
落としてやる。
 そして乾いた布で完全にふき取り、完全に乾かす。

これで作業終了。



 さすがに、サビが付いていた部部の色が変色して、
跡が残っている。
 でも、あきらかに最初のヤバイ錆の色とは
違って電気が通りそうな金属的な色になった。

そこで、電池を入れてみると!!!


「やったぁぁ。動いたぁぁぁ。」

Othero (4)_R.jpg

見事復活!!!。




ここで、今後のことも考え、
なぜ、錆びるのかを調べてみた。


<錆びる原因と対策>

 錆びる原因は、電池を入れっぱなしにして何年も放置
していたのが主な原因。ようするに電池の液漏れ。
 電池をこまめに抜いたほうが耐サビには良いでしょう。

 また、今回は薬品によりサビを撃退した関係上、ふき取った
つもりでも 薬品が残っている可能性がある。
だから、さらなる化学変化が起きる可能性もあるので、
電池は遊ぶときだけ入れたほうが安心でしょう。



※注意
この薬品は かなり べとつきます。
注意深く錆の患部のみに塗らないと
ふき取りが大変です(汗)
この記事を参考に「さび落とし」に挑戦して
なんらかの不具合が生じても、責任は負いかねます。
あくまでも、自己責任にてお願いします。


<サビ取りで得することも・・・>

 このように、電池との接点が さびたからといって
すぐにあきらめてはいけません。

 逆に言えば、「錆びて電源が入りません」ということで
激安で売っているジャンクゲームが、お手軽に直せる
可能性があるということ。
(おかげさまでジャンクを何台かお得GETして直しました)

 だから、もしも、さびたからといって、
 捨てるぐらいなら、retrogamerに譲ってください(笑)




<故障原因はサビばかりとは限らない>
 
 今回の方法でサビが直らない場合は、分解清掃したり、
内部の基盤に直接、配線を半田付けして電池まで導いたり、
接点をとりかえてやるなど、ちょっと大掛かりになりますが、
直す方法はまだまだある。

 分解するときは、液晶盤との接点のゴムのような
配線は絶対に はずさないのがポイント。
はずすと まず素人の手によっては直せない。
液晶が二度と正常に表示出来なくなる。

※出きる限り分解しないほうが良いですね。
 
 また、錆びや接触不良だけが故障原因とは限らない。
内部基盤を少し曲げてやると動く場合や、
ねじの締め付け方を緩めるだけで直ることもある。

 基盤が経年変化で 反り返ってきていて、不具合が
発生していることもあるからだ。


 水分を含んだ埃(ホコリ)が、電流の流れを
妨げている場合もあるので、ほこりを吹き飛
ばして直る場合もごく稀だが、あるにはある。



<静電気にも注意しよう>

 分解するときは、静電気対策も忘れてはならない。
ホームセンターに 静電気対策の道具
(クリップみたいな器具)が売っている。

特にアーケード基盤を扱う場合は必須アイテムだ。



  なお、分解して、何もしてないのに、その後
組み立てただけで、故障することがあるのも事実。

 分解するのは最後の手段と心得て、壊しても良い
覚悟でおこないましょう。 何事も自己責任。





<液漏れの豆知識>


 電子玩具にとって恐怖となる 電池の液漏れ。
液漏れは過放電によって起きる。つまり、
寿命の切れた電池を入れたままの状態にしたために
起こる。


 また、異種電池混合(アルカリとマンガンなど)に
よって、先に寿命を迎えた電池の過放電によっても起きる。

 また、場合によっては、寿命の切れた電池が他の
電池からの充電状態になっている場合もある。
 そのときに液漏れすることがある。最悪の場合は
爆発の可能性もある。

 つまり、何本か入れた電池の1本でも寿命を迎えていると 
まずいわけだ。
 だから、電池を交換するときは、必ず新品で同じメーカー
同じ種類の電池に統一して交換するのが基本なわけだ。


 もっとも、最近の電池は品質が高まっているため、
昔の電池に比べて、液漏れは減ってきている。


 しかし、もしも、特にアルカリ電池が液漏れを
起こした場合は、電解液が水酸化ナトリウム系の
強アルカリ性物質なので、金属の腐食の進行が
早い。また、この「液漏れ物質」はもしも目に
入ると失明する恐れもあるヤバイ物質だ。


 マンガン電池の液漏の場合は
塩化アンモニウムや塩化亜鉛系の物質が発生。
アルカリ電池ほどはやばくないが、サビは
しっかり発生する。


 液漏れのときに、過剰電流が発生して、不幸にも
内部の電子部品がやられてしまうことも。
また、サビ自体が内部にまで浸透して、やはり
不幸にも電子部品がやられることも。

 やはり、毎日使わないようなゲーム機などのような
玩具や電気機器は、電池を こまめに抜くことに
したほうが良いですね。



<ボタン電池でも液漏れする>

 ちなみに、ボタン電池でも液漏れはする。
電池が切れたら、とりあえずは電池を引っこ抜いておこう。
SRよりも、LRのほうが 電池切れからサビが
発生し始めるするまでの時間が早いということも
覚えておこう。

※モニター電池内臓の時計や、オモチャの電池切れ
デッドストックは けっこう 液漏れが心配という
ことも覚えておこう。新品だからといっても安心できない。
(けっこうretrogamerも液漏れ製品を買ってしまっている)


<エピローグ>

 とまあ、今回はわりとダレでも知っている
電池の液漏れのお話でした。

「液漏れは寿命となった電池の入れっぱなしが主な原因」
なので、
 面倒でも、あまり使わないモノは電池を入れっぱなしに
しない習慣をつけておくと良いですね。

 それでは、明日は今回復活に成功した
「ツクダオリジナル コンピューター オセロ」のお話です。
お楽しみに。






楽天 テレビゲーム市場
きっと遊びたいゲームが見つかる・・・。





楽天 ダイエット市場
ゲームで なまった体を シェイプアップ!!
きっといいものみつかるヨ。




 
この記事へのコメント
そういえば私が店頭で買ったトミー『スクランブル』も、自宅で電池蓋あけたら当時ものの腐った乾電池が出てきました。動作確認してなかったのかい!と驚くとともにタイムカプセルみたいだな、となごんだ気分になったり・・・
当然サビサビで新品電池入れても動きませんでしたが、アダプターで動いたのでなんとか助かりました。20年以上昔のものを買うということですので、いろんなことがありますね。
Posted by 80-cafe at 2007年05月28日 23:43
 そうなんですよね。
お店では「新品デッドストック」とか
「未使用」とかと書いてあったのに、
家で あけてみて サビが発生していて
びっくりなんてこと、
retrogamerも何回かありました。

 たぶん、その販売店も、入手元から
新品とか未使用とか言われて、
そのまま信じて、パッケージも開けずに
販売しているにすぎないのでしょうね。

だから、「未使用品」には過度の期待
を しないことにしています(笑)

結局は、
どちらかというと、メンテナンス済みの
中古か、イチカバチカの激安ジャンク
を購入することが多いですね。

Posted by retrogamer at 2007年05月29日 00:18
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