コンピューターオセロのお話。
<コンピューター オセロ>
オセロの本家「ツクダオリジナル」製
1981年の製品。
乾電池でも、ACアダプターでも動作可能
ちなみに、
ツクダは、現在は合併や吸収を経て
「メガハウス社」の一部門として存続しています。
当時としては定価が1万円を超える高級ゲーム機。
一般的なゲームウオッチ類が6000円前後だったので、
それに比べればかなりの高額。
そのぶん、大人の使用に耐えうる
しっかりした構造になっている。
コマを打つのも カーソル移動式ではなく、
縦8種(A〜H) 横8種(1〜8)のキーが
あり、そのキーを直接押してコマを打つ。
そのため、慣れると直感的でわかりやすかった。
当時としては考えられないぐらいに高速にコンピューター
が思考したのも特徴。
このころの主流コンピューターといえば、Z80内蔵の
PC-8001など。
たかだか1万円台のコンピューターが、
そのZ80パソコン並の速度を出していたから驚き。
たぶん、他のゲームウオッチ類とは違い、CPUにより
ROMに焼かれたプログラムを読み込み、RAM内で
打ち込んだコマの場所を覚えたり、思考データを
制御しているのではと予想できる。組み込み制御
だけではなかなか実現できないと思ったからだ。
<分解すっか>
いったいどうなっているのかと思い、分解してみた。
NEC TK-80にも使用されていた
「512 bytes RAM μPD5101」の存在が確認できた。
他に「8304HY」と書かれたチップも存在したが、
何なのかは不明。
実はZ80互換品とか有名なCPUの互換品が
入っていないかなと期待したが、
それは確認できなかった。
液晶盤と基盤の間にも色々IC類があるようなのだが、
そこは さすがに分解するのが恐ろしかったので、
はずさなかった。その下にCPUに相当するものが
存在するのかもしれない。
情報求む!!!
ここよりは、一般的なオセロのお話です。
<オセロといえば・・・>
オセロといえば老若男女 誰もが知っている有名な
陣取りゲーム。
まあ、 こんなオセロもあるけど(笑)
<オセロ ルール簡単に>
自分が選んだ色のコマの数が相手よりも多く
8×8の盤上に存在するようにゲームを進めるのが目的。
同じ色同士で挟まれたコマは、自分が選んでいる色へと
裏返して変えることが出来る。
とまあ、文章で書くと分かりにくいですが、実際は1分も遊べば
ルールが理解できてしまうほどお手軽。
オセロのキャッチフレーズは
「A minute to learn, a life time to master」
なのだそうだ。
「覚えるのには1分、極めるのには一生」
というわけだ(笑)
あまりにも有名なゲームなので
ここでは、詳しいルールは割愛するが、ネット検索すれば
攻略法も含め、たくさん出てきます。
<オセロの先祖>
オセロの先祖は、
リバーシ(今で言うリバーシとは少し異なる)
ということになる。
リバーシは19世紀のイギリスで生まれたゲーム。
今のオセロとほとんど同じだったが、細かいルールが
異なっていた。
そしてオセロの もうひとつのルーツは実は囲碁にある。
もともとは碁石を取り替えることで行なっていた
オセロゲーム。石を取り替える手間を省くために
白と黒の面を持つ石を使用し始めたのが、
オセロの歴史の始まり。
だから、碁盤と碁石があれば
オセロが遊べてしまうわけ。
遊びにくいけど。
後に、現在のお手軽に遊べるマグネット式になったわけだ。
現在にいたっては、盤にコマが内臓されていて、押し込む
だけで裏表が変わるというすごいオセロに進化している。
その名も「オセロ 極」
ちなみに
現在におけるリバーシは ほぼ、オセロの別名
または海外名といったような感じになっております。
同一と考えて問題ありません。
<オセロの名前の由来>
シェイクスピアの戯曲「オセロ」のストーリーから命名。
黒人将軍「オセロ」と白人妻「デスデモーナ」の
関係がめまぐるしく変わる展開であることから引用
したらしい。
<オセロ必勝法>
やはり、すみっこを取る。これに限るでしょう。
ある人は、この4隅のことを「エネルギー」と表現してて、
ゲーム中は「エネルギーをとった」とかって表現してました。
<オセロ進化系>
実は、盤面を10×10に拡張した「グランドオセロ」、
8つの隅を持つ「88オセロ」や「ニップゲーム」
などなど、進化系オセロも存在する。
でも、やはりシンプルが一番。
「Othello」が一番たのしいように思います。
<最近はキーチェーンでも遊べる>
最近はキーチェーンゲーム(キーホルダータイプ)
でも1000円以下で売っていたりして、
お手軽にいつでもどこでも遊べる。
<携帯電話でも遊べる>
携帯電話のアプリでもダウンロードできるので
遊ぼうと思えば、いつでも、どこでも 出来てしまいます。
<Flashでも遊べる>
お手軽にFlashでも遊べます。
http://drudgery.s115.xrea.com/reversi.htm
http://www.nexon.co.jp/JP/Page/NX.aspx?URL=game/webgame&strGameID=osero
<オンライン対戦も可能>
http://game.www.infoseek.co.jp/games/othello/
<エピローグ>
というわけで、今回はオセロのお話でした。
シンプルだけどなかなか奥の深いオセロ。
でも、なんといっても
実際の「人VS人」の対戦が一番楽しい。
罰ゲームとか決めて、
たまに遊ぶとおもしろいですよ。
これ、CPUがそこそこ強いですよね。
小学校の同級生が持ってた気がします。
これだけ、わかるネタがくるとなんかしら提供したくもなるんですけど、いかんせん、うろ覚えなんですよ。
とりあえずランタオ島、唯一(いまんとこ)のレゲーねたをトラバしときます。
コメントありがとうございます。
>てきーら さん
そうそう、なかなか強いんですよね。
だからこそ、昔は飽きずに何時間も
遊んでいましたよ。
レゲーネタ、さそっく見させて
いただきます。
>80-cafeさん
そうそう、昔、子供のころ、オセロといえば、
おぼっちゃま、おじょうちゃまが
遊ぶような上品な遊びのような気がしてました(笑)
でも、いつだったかは忘れましたが、
タレントさん2人が登場して、オセロで
勝負をしながらコントのように
一喜一憂するというTV-CMがガンガン
流れていて、それを見てからは、
大衆向けなんだなと考えが
変わりました(笑)