まずは、ムービーをご覧ください。
(retrogamer作 Youtube動画)
マッピーといえば、みなさまは、何を思い出しますか?
やはり、ファミコン版のマッピーかな?
2004年にはGBAでも「ファミコンミニ」で
MAPPYが発売されていましたね。
当然ファミコン版の前には、アーケード版も
存在し、こちらはファミコンとは違って縦画面に
なっているので、ちょっとPlay感覚は違いました。
こちらは1983年の登場。
(ファミコン版は1984年に登場)
でも、マッピーのルーツをたどると、
アーケード版よりも前である1981年に、
実は、エレメカとして登場していたのです。
それが、どんなものであったかというと・・・。
<エレメカ マッピー>
もともとマッピーというのは、ナムコが開発した、
迷路脱出ロボットでした。
実は、マッピーのライバルである、ニャームコ
のほうが、先にデビューしていました。
1980年に開かれた「第1回マイクロマウス大会」で
デビューしました。
1981年の「第2回マイクロマウス大会」で、
マッピーがデビュー。
マッピーはマイコン制御による自立型迷路脱出ロボット
として、話題を呼びました。
マイクロマウス(Micromouse)にちなんでか、
ネズミ型の警官というかわいらしい姿と
高性能な動きもあって、
大人気となりました。
<マイクロマウス大会とは・・・>
ロボット競技大会です。マイコン制御による自立制御を
用いて、複雑な迷路を、大会で定めた規制(大きさや、動力源、
無線の禁止などのルール)に従い、いかに早くゴールに
たどりつくかを競う。
各種センサーや、思考回路を工夫して、いかに効率よく
ゴールまでロボットを導くかが勝利の鍵をにぎっています。
まあ、こんな感じですね(^^)
ロボコンみたいなもんです。
パックマンがステキです。
今でも、この大会は継続しています。
詳しくは、こちらで! 参加も可能だ!
財団法人ニューテクノロジー振興財団
- ロボメディア - マイクロマウス
http://www.robomedia.org/directory/jp/game/mm.html
<マイクロマウスだけど、でかい!!>
「マイクロマウス」といいながらも、
マイクロマウス大会に出場したマッピーもニャームコも
実は、かなり大きい。
ニャームコ
全高650ミリ・重量27キロ
マッピー
全高410ミリ・重量4.3キロ
こちらで、写真入りで詳しく解説されています。
サイト運営者に感謝しつつ、見てみましょう。
エレメカの殿堂
(マッピー関連の記事)
http://hoizinger.com/ed/EM5.HTML
やっと、本題
<家庭用エレメカ マッピー>
今回ムービーで紹介した、「それゆけ!MAPPY」ですが、
いつ発売されたのかは定かではありませんが、
たぶん、1983年前後の製品かと思います。
マイクロポリス
それゆけ!MAPPY
迷路脱出ロボット”マッピー”
というのが、正式名称のようだ。
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「マイクロマウス」のMAPPYが、デザインそのままに、
家庭用にダウンサイジング。手のひらに載るぐらいの
カワイイマッピーになっています。
このマッピーが みょうにカワイイ。ただ、かざって
おくだけでも心癒されます。
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動作時は、警棒を振りながら進みます。
このマッピーは単5電池2本が動力源。
CPUは0ビット。つまり、電子部品は存在
しない。
モーター制御で、ただ、ひたすらコースに
そって進むにすぎない。
だから、マッピーはゴールを推測したり、1度
通った道を避けるなどの行動は とることが出来ない。
それでも、
「マイクロマウスの気分を味わえる」という
意味では、とても おもしろい玩具です。
しかも、このマッピー、ムービーでも分かるかと
思いますが、とても良く出来ている。ちゃんと、脱線
することなく、軽快に迷路を進んでいく。
その姿を見ているだけで、楽しい気分になります。
迷路も自分で作成可能なのが良いですね。
ラジコンとはまた 違った魅力、
プラレールやNゲージで遊んでいるときの快感に近いですね。
なんとなく、チクタクバンンバンとも似てますね。
ほんと、良く出来ている。
<シンセイ製品>
シンセイ(SHINSEI 新正工業)の製品。
もちろん、ナムコの正式ライセンス商品。
※当時のシンセイ「サービス係」の住所が素晴らしい!!!
栃木県下都賀郡壬生(みぶ)町おもちゃの町4-2-20
おもちゃの町ですよ、ホント。
ちなみに、シンセイは、後にバンダイ系の
「ポピー」 ブランドの
一部となり、後にユタカと合併していたのですが、
近年「ポピー」ブランドが復活。
でも、今年の3月にはプレックスと合併。
一応は、合併などを繰り返しているとはいえ、
存続しているわけだ。
<迷路つくりが楽しい>
迷路は白いプラスチックのコース板(サク)を、
フィールドの穴に差し込んでいくことで作っていきます。
コース板の差し込み方にはバリエーションがあり、
思っていたよりも自由に配置が出来ます。
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この「コース板」をはじめてみたときは、なんとなく、
骨みたいだなって思いました。
作業中に、頭の中では「ホネホネ ロック」が
流れていました(笑)
<スイッチオン!>
マッピーの電源スイッチは左腕。左腕を上から
前に下ろすことで、マッピーが起動します。
マニュアル情報ですが、
連続使用で1時間半遊べるらしい。
いまどきの電池ならもっと長く遊べそうですね。
<広がるよ、マッピーランド>
今となっては入手困難だけど、このグリーンのフィールドは
上下左右にジョイント可能。だから、部屋いっぱいの迷路も
可能なわけです。
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※このフィールドの正式名称は「走行台」です
でも、フィールドや迷路だけが別売りになっていたわけでは
無いので、部屋イッパイに敷きつめようと思うと、
マッピーもろとも一式買う必要があり、かなり
お金がかかったはず。
自分で、木材とか使って作ってしまうのも良いかも。
実際は、
友達同士で購入し、フィールドを持ち寄れば、いろいろ出来た
ことでしょう。
<ワルネコ!?>
この「それいけ!マッピー」では、
「ニャームコ」の表記はなく、
ワルネコとか悪猫と表記されています。
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だから、ゴールの看板は「ワルネコ標識」
と説明書に書いてあります。
<遊び方もいろいろ>
ただ じっとながめているだけでも楽しいのですが、
ゲームとしても、遊ぶことが出来ます。
定番は、「迷路あそび」
まず、出きる限り複雑な迷路を作って、
マッピーが脱出するのにかかる時間を
競うという遊び。
この場合は、
「出きる限り、時間をかけてゴールに到達」するのを
競うことになる。
広いフィールド(何枚かジョイントして)を作った場合は、
マッピーを2台以上同時に作動させ、どっちが先にゴールに
たどり着けるかを競うのも楽しそう。
この場合は、ゴールを中真に設定し、始める場所は、
外周部分の好きな場所から などとしておけばよいでしょう。
また、ちょっと遊び方が複雑ですが、
説明書で、「迷路あそび」以外に、
3種類の遊び方が提案されています。
いずれも、2人PLAY用。
●陣取りゲーム
●悪猫追跡ゲーム
●ジャングル救出ゲーム
詳しくは、次に紹介する説明書を
みてください。
<貴重な説明書の公開>
クリックで拡大します。
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スキャナぐらい、使え! と
つっこまれそうですが、最近の
デジカメは高性能なので、
問題ないのだ。
スパイ映画やルパン三世とかで、
よく極秘書類とかをカメラ(マイクロフィルム?!)で
撮影するシーンが出てきてたけど、
現実、個人でもそれが可能な時代なんですよね。
本屋でも「撮影するな」の張り紙を良く
みかけますしネ。
<え!?知らないの!? マッピー>
一応、マッピーを知らないって方のために、
Youtube動画で、マッピーの動画を探してきました。
ちなみに、ファミコン版です。
見てのとおりの、コミカルなゲームです。
BGMが軽快でよいですね。
<それゆけ!マッピーとの出会い>
実は、昨日買ったんです(^_^)
おもちゃ屋のデッドストック品。
だから、一応、新品でのGET.
でも、さすがに長い間店頭に
置いてあった古い製品だけあって、
ハコはけっこう痛んでいます。
ハコのセロファン部分もやぶれ、
マッピーの鼻の塗装もはげてしまっている。
説明書は 入っていたけど、保障書は入って
いませんでいした。まあ、保証書があった
ところで、使えるわけがないのですが。
値段は、当時の販売価格そのまんま。
けっこう高かった(汗)
値引交渉もしましたが、
値引きはダメでした(^_^)
でも、ここで買わないと二度と手に
入らないかもと思い購入しちゃいました。
その結果、
「買って後悔なし!
こいつは、おもしろい!」
本当は、一生手元に置いておきたいのですが、
最近、車を買いかえたので、かなりの金欠。
近日売却するかもしれません。
※車のお話は、また今度ね!
<ムービー製作秘話>
実は、この玩具での「初遊び」を撮影。
だから、迷路を作成している
撮影の序盤では、このマッピーが
ちゃんと迷路を進んでくれるのかが不安
だったわけです。
でも、予想以上にスムーズな動きに
大満足。
撮影自体も、
特にトラブルも苦労もなく撮影終了。
1時間30分ぐらいで撮影が完了。
編集作業に2時間ぐらい。
5分以下の映像の作成にしては、時間は
かかっているかもしれませんね。
今回はわりと、自分が作りたいと
イメージしたとおりの動画が
出来て、すごく満足しております。
(まあ、自己満足でしょうけどね)
ちなみに
迷路を配置していくときは、ストップモーション
を導入。ようするに、1枚1枚デジカメで撮影し、
あとで、動画編集ソフトに 1枚1枚、コマとして
はりこんでいるわけです。
迷路が自動的に浮き上がってくるみたいで、かっこ
いいでしょ!
たしかに、ストップモーションは手間はかかりますが、
つくっていてとても楽しいですね。
また、以前撮影した
「トランスフォーマー」に比べれば、コマ数も少ないですので
お茶の子さいさいでしたね。
過去記事もご覧ください。
「トランスフォーマー コンボイの謎」のストップモーションムービー。
ファミコンロボットも登場。
http://retrogamer.seesaa.net/article/43796734.html
<エピローグ>
やっぱり、マッピーはカワイイですね。
こういう古き良きアナログ的な玩具も
たまには良いものです。
もし、どこかで見かけたら遊んでみてくださいね。


楽天 テレビゲーム市場
きっと遊びたいゲームが見つかる・・・。


楽天 ダイエット市場
ゲームで なまった体を シェイプアップ!!
きっといいものみつかるヨ。
それにしても、貴重な当時ものを開封しちゃうとは・・・無茶しますねえ・・
80-cafeさんの「エレメカの魅力について」のコメントに同感です。
たしかに、「それゆけ!マッピー」も科学
教材的側面が強いですね。
こういうエレメカに興味を もったことがきっかけで、今、メカトロニクスの第一線で活躍している人も、ひょっとしたらいるかもしれませんね。
・・・と、考えると、なんだかロマンを感じませんか?
「ワギャン」のオモチャって
「ワギャナイザー」のことでしょうか?
サンプリングが出来てなかなか楽しい
オモチャでしたね。でも、店頭で試した
だけで、私も未購入。
どこかで、見かけたら、
保護Or捕獲しておきます(^_^)
ちなみに、「コズモギャング」の
家庭用エレメカなら持ってます。でも、
ちょっと調子が良くないので、メンテ後
にでも、紹介しようかと計画中です。
>貴重な当時ものを開封しちゃうとは・・・
今回は、コース板の
「ホネホネ」を切り離すときは、
ちょっと、元に戻せないだけに、
「もったいないなあ」って思いました。
これからも、いろいろ
無茶をしていきます(^^)
http://page7.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/g53284810
“コスモギャングズ”は私もLSIゲーム持っていますが、やはり元ネタがエレメカですので家庭用エレメカの方が、オリジナルに忠実な移植ですよねえ。
おおお、コレのことですか!
たしかに、昔、見たことあります。
なつかしいですねえ。
昔は、
「竜馬くん人形」もよく店頭で
見かけましたネ。
なつかしいです。
いたら譲っていただけませんでしょうか?
こちらが使いたい目的にかなり合致して
いる商品でして(もし目的によっては
考えます、ということでしたら是非ご連絡
いただけますでしょうか。詳細をお伝え
致します)。
もし可能性がありましたらメールアドレス
までメールいただけますとうれしいです。
よろしくお願いいたします。
でも、残念ながら、実は すでに
他の方に ゆずってしまったのです。
また他に、機会がございましたら、その時はよろしくお願いします。