というわけで、今回は、「ロシアと宇宙とゲーム」のお話。
中盤ではMSX2と宇宙の関係も明らかに・・・。
まずは、ニュースを引用して見ました。
この記事の写真を見ると、なんだか あのゲームを
思い出しませんか?
そう、カプコンの、あの、名作!
(X68000版は 満足いく出来でした)
モスクワのノボデビッチの写真を見て、
「ストライダー飛竜」のステージ1を
思い出しませんか?
#そう感じるのは、retrogamerの脳がゲームに
おかされているから・・・なのかもしれないけど(汗)
それにしても、ロシアの宇宙開発っていうと、どうしても
ソ連時代を思い出しますね。
「ミール」とかすごかったですからねえ(^^)。
<ソ連って? ちょっと社会科モード>
今時の「おこさま」だと、ソ連とか、ソビエトって
言っても知らない人も増えてきている(驚)
だって、もう、無いのだから・・・
当たり前といえば当たり前か。
1917年のロシア革命(とくいな革命、ロシア革命
というゴロ合わせ)後、1922年に、ソ連は発足。
1991年まで存続。
世界初の社会主義国でした。そして、
世界最大の面積を持っていた。
首都はロシア・・・と思いがちだけど、「モスクワ」です。
<ソ連はアメリカの最大のライバルだった>
当時はアメリカとソ連は犬猿の仲。だからA国(America)と
Z国(ソビエト)の戦争をテーマとした映画や、
ゲームはたくさん存在します。
一例としてはこんな感じで・・・
(2ではなく、1というのが・・・マニアック)
(ついでなんでギターPlay)
我がブログの過去記事だと以下をごらんくだっさい。
●SYSTEM DOWN! SEGA「SDI」のお話
http://retrogamer.seesaa.net/article/44761125.html
ゲームの世界だから良いものの、一歩間違えは、
現実となっていたかもしれない。
実際は、お互いに軍事拡大をしていくだけで、実際の戦争は
勃発していなかたので、「冷戦」と呼ばれていました。
この軍事競争により、副産物として、いろいろな新たな発明や
技術の発見がされたのは良いことでした。
実際の戦争がおきずにすんだものの、軍事費拡大による
国の財政難(特にソ連)などの問題点がいっぱい発生。
もちろん、地球を破滅に導くほどの威力の武器が開発
されてしまったのも問題点。
当時、ソ連の軍事力はかなりの脅威でした。
正直、誤発射がこわかったです。
かつては、アメリカとソ連は二大超大国といわれた
ものですが、結局、軍事費にお金を使いすぎたのも原因ですが、
計画経済の破綻等、共産主義の失敗などで国力が落ちてきました。
そして、1989年12月に米ソ(ゴルバチョフとブッシュ)が
対談を行い、「冷戦」を正式に終結させました。
とにかく、世界平和、オパピーを願う!
<オリンピックでも・・・>
またオリンピックでも、モスクワで開催されたときは
アメリカや日本(日本も・・・というのもポイント)は出場辞退。
ロサンゼルスで行われたときはソ連が出場辞退と、
本当に犬猿の仲だったわけです。
※たんに仲が悪いというだけではなく実際には
他にも軍事的理由、社会的理由などいろいろ
あったのだけどネ。
※オリンピックといえば・・・ 過去記事もご覧ください。
●ハイパーオリンピック スローイングタイプ
http://retrogamer.seesaa.net/article/37690393.html
●コナミの昔のゲームが遊びたくなったら・・・
http://retrogamer.seesaa.net/article/37595385.html
<宇宙開発競争>
宇宙開発の方面でも、「アメリカに勝つんだ!」というわけで、
国の権威をかけて、がんばっていました。
偉大な功績は以下のとおり。
・人類初の有人宇宙飛行の成功。行ったのはユーリ・ガガーリン。
・宇宙ステーション「ミール」の成功
・原子力開発の技術開発(事故もあったけど)
・ロケット工学や宇宙開発の基礎はソ連の
コンスタンチン・E・ツィオルコフスキーの功績が大きい。
・ステルス機(レーダーに反応しない)を開発
「ロシアが2025年までに月への有人飛行を計画」ということで、
再び、宇宙への 「本気モード」になった ということで
期待大ですね。
ところで、近未来は月でも領土争いが起きるかもしれません。
そんなわけで、ムーンパトロール!
ムーンパトロールのゲームについては、過去記事も
ご覧ください。
●ムーンパトロール 学研 電子ゲーム
http://retrogamer.seesaa.net/article/35377861.html
ちなみに、月の土地は本当にGETできます。
(購入は自己責任で)
●月の土地|火星の土地|ルナエンバシージャパン
http://www.lunarembassy.jp/index.html
なんとも、夢のある話ではありますが・・・。
月に行くために、またミールみたいな宇宙ステーションを
いくつも建設してほしいですね。
※ミールといっても怖い「虫さん」のことではありません。
おぞい、おぞすぎる。Youtube動画より。
宇宙ステーションのミールについては、
詳しくはこちらで見て見ましょう。
●ミール展示館(苫小牧市科学センター)
http://www.city.tomakomai.hokkaido.jp/kagaku/mir-top.htm
<宇宙に行ったMSX2>
なんと、日本製のMSX2が宇宙ステーション「ミール」で
長年使用されていたそうです。
機種名までは不明。
※高性能なSONY製かな?
安価だったアシュギーネ・パナソニック製かな?
でも、Basicコンパイラ内臓のSANYO製だったりして(笑)
みたいに、勝手に想像しただけでも、わくわくしませんか?
ミールはソ連が1986年に打ち上げた世界発の
有人宇宙ステーション。ソ連崩壊後も、2001年まで、
世界各国の協力の下に運営されていました。
老朽化が進んだため、今は南太平洋に落下させられて、
その残骸が海中で静かに眠っているとのこと。
MSX2がお供したかどうかは不明です。
さて、このMSX2の役割はなんだったかというと、
画像解析。さすがにメインコンピューターとしては
Z80では荷が重いですからね。
ちなみに、当時はココム(対共産圏輸出統制機構)という
のがあって、コンピューターなど、軍事目的に流用されそう
なものは輸出に規制があったんです。
だから、「アフターバーナー」等の体感ゲームは、共産圏への
輸出が出来なかったらしい。
でも、当時としては、軍事力に応用するには非力とみなされた
8ビットコンピューターは、ココム非対象となっていた。
だから、安くて、手軽なMSX2が選ばれたようです。
他にも、選択肢はあったような気もするんだけど・・・。
<ロシアではWINDOWS97が売られていた!?>
一度はうわさになったものです。
でも、結局は都市伝説でした。
ロシアで販売されていたというWINDOWS97は実在は
したのですが、実際のところは、起動画面を改造した
だけの「Windows95」で、パッケージも悪徳業者が
勝手に作ったというだけの「海賊版」だったそうです。
ちなみに、日本でウワサになったのは、アキバロテン製。
実際は、事実上のWINDOWS97ともいえる、
「OSR2」バージョンの裏版でした。
<ペレストロイカ>
ペレストロイカは1985年に、ゴルバチョフの指揮により
行われた改革。
一党独裁制を終わらせ、複数政党制と大統領制が始まる。
情報公開や報道規制の緩和も行われる。
ソ連を延命させるための改革だったのだが、結局は失敗に終わる。
<ソ連の終わり>
ソ連は、たくさんの共和国が集合して出来た
連邦国家だったのだけど、今まで「一党独裁制」を
我慢してきた市民の民族感情が高まってきた。
ペレストロイカによる「情報公開」も逆効果で、
急速に民族感情が高まり、「国家独立」を意識し始める。
※アメリカも合衆国だけど、アメリカに置き換えて考えた場合、
州ひとつひとつが国として独立することをイメージすれば
わかりやすいかなと思います。
(実際にそんなことは、ずっと無い事かと思います。)
1991年には歴史が、大きく動いた。
1991年3月17日には「ソ連は解体すべきか?」という国民投票が
行われ、76%が連邦維持に賛成。ただし、独立を強く望む
バルト三国などの地域での投票ボイコットも発生。
しかし、1991年8月には、ソ連解体の流れを恐れた保守派による
クーデター(ソ連8月クーデター)が発生し、このクーデターは
失敗に終わる。
国家組織が崩壊し、ゴルバチョフも辞任。
そして、バルト三国も独立しました。
そして、ついに、1991年12月25日にはソ連は完全解体して
しまいました。
そして、エリツィン大統領率いる、ロシア連邦が
発足したというわけ。
<ソ連、ソビエト フルネームは!?>
日本語表記だとフルネームで「ソビエト社会主義共和国連邦」
だったのだけど、通常は「ソ連」とか、「ソビエト」と
略していました。
ちなみに、アメリカとかは、英語表記で略した時は
「USA」というのは、誰でも知っていることですよね。
「ソ連」を同じように略したのは!? 実は「CCCP」です。
ちなみに、日本では「ソビエト」という呼び方が一般的
だったけど、英語圏では、その昔から「ロシア」と呼ぶのが
一般的だったようです。
<他に、ソ連、ロシアといえば・・・>
こんなものも、ソ連(ロシア)発でしたネ。
豪快そのもの・・・ですね
なつかしい
ブロッケンマンにもあこがれたものよ
ロシアより、愛をこめて・・・ いろいろあるね。
ファンも多い!?
<エピローグ>
今回も、お話が飛びまくりでしたが、いかがでしたでしょうか?
ソ連、ロシアについては、ここで紹介しきれないぐらい色々な
歴史、エピソードなどがたくさんあります。興味のある方は、
ネット検索してみれば、いろいろ見つかることかと思います。
一度は、モスクワのノボデビッチの本物を満月の夜に
見て見たいな・・・と思いつつ、今日はこの辺でサヨウナラ。
<関連記事 LINK>
●【ゲーム】『北朝鮮軍兵士がゾンビになって登場!』
〜ロシアのゲームに物議[08/30]
http://maokapostamt.jugem.jp/?eid=639
●【2ch】ニュース速報アワーズ
一方ロシアは木で携帯を作った
http://blog.livedoor.jp/news2chplus/archives/50972848.html