
まずはムービーをご覧ください

(retrogamer作 Youtube動画)
ヨサクといえば、もともとは・・・。
そう。あの北島三郎の名曲をモチーフにして
出来たであろうゲームですね。
「よさくは 木を切る、
とんとんとん とんとんとん。

「ヘイヘイホー!

名曲ですね。
<カセットビジョン代表作>
カセットビジョンはエポック社から1981年の7月に
リリースされたカセット交換方式のレトロゲーム機。
カセットビジョンの一番の代表作といえば
やっぱり「きこりの与作」。
そして、カセットビジョンで一番最初に発売された
ゲームも「きこりの与作」。(1981年7月発売)
つまり、本体同時発売ソフト。
看板ゲームと言うわけですね。
「カセットビジョンでカセットポン」の歌とともに、
TV−CMがバンバンながれていて、そこでもヨサクが
登場していたような記憶がありますね。
たしか、このCMは1983年ごろ当時の人気番組
「金ちゃんのどこまでやるの」通称「キンドコ」の
良い子、悪い子、普通の子がCM出演していたように
記憶しています。つまり、よしお、ふつお、わるお。
この3人が、ワイワイと楽しそうにゲームをしていたような・・・。
※もし、この記憶が間違っていたら、コメント欄などで、
ご指摘くださいませ(汗)
他には1982年ごろに「ゲームセンターあらし」でも
エポックがスポンサーになっていて、こちらは
「家族みんなでゲームをする」みたいなCMを
やっていたような気がする。
かなり、retrogamerの記憶も怪しいところではありますが・・・。
※もし、この記憶が間違っていたら、コメント欄などで、
ご指摘くださいませ(汗)
ちなみに、英語名は「YOSAKU」
<ルール>
ゲームのルールは、
説明書やパッケージの写真を見れば一目瞭然ですね。

-thumbnail2.jpg)
-thumbnail2.jpg)
-thumbnail2.jpg)
※クリックでパッケージと説明書の画像は拡大します。
カートリッジにも操作方法が記されています。
.jpg)
多分、このカートリッジは再販分です。なぜならば後発である
カセットビジョンJr.の記述があるから。
こゲームのルールを簡単に説明。
与作を操作して、2本の木

ゲームの目的。
ただ、この森は木を倒すものには容赦ない攻撃をしかけて
きます

赤射した(笑)イノシシの突進。ぶつかれば即死

妙に強烈な毒を持った糞を投下してくる怪鳥。
虹色に光る毒蛇(マムシ)。
そして、毒を持った木の枝。
木自信も木の枝を投下して抵抗してくるわけだ(怖)
それらの難関を避けつつ、木を切り倒すゲームなのです。
※赤射はシャリバン用語(笑)
<ゲームの魅力>
やはりゲームバランスが良いことにつきる

ドットが荒いためか、当たり判定が非常にシビア。
でも、それが「緊張感」と「達成感」で
Playerを刺激してくれるのだ。
そう。本当に遊んでいてたのしい!
また、タイムアタックモードがあったりと、長く遊べる
ような工夫もありました。
そして、シンプルながら演出がすばらしかったこと。
ゲーム開始時の へっぽこサウンドによる「へいへいほー」。
そして、金縛りにあったときの虹色フラッシュ&効果音。
そして、死んだときの天使になって空に上っていく演出。
どれも、始めてみた時は「大爆笑」でしたネ。
当時は家にゲーム機があるだけでも、まだまだ珍しい時代。
まさに「接客ソフト」としても大活躍しました(笑)
<シュールなんです>
あらいドットは、今見ると、それはそれで
「シュール」で良い。
このあらいドットで、しっかり「きこりの生活!?」が
表現できているのには逆に驚き。
またドットがあらい分、キャラクターの顔や背景などを
自分で想像して頭の中で補完しながら楽しみむなんて
遊び方もあったわけです。夢があったわけです。
<当時としても・・・>
ファミコンが まだ登場前とはいえ、やはり低スペック
だとみんなが思ったカセットビジョン&そのソフト群。
ウワサでは、あの異様に大きなドットは、テレビの
オンスクリーン(チャンネル表示)の技術の流用とか。
カセットビジョンの全盛期には、ぴゅう太や
インテレビジョン、アルカディア、RX-78(BANDAI)、
マックスマシーン、そしてMSXなどの低価格ゲームパソコンが
存在していたので、それらに比べればかなり見劣りしましたね。
アメリカでアタリショックを起こしていたATARI VCS
に比べても、かなり見劣りしましたね。
でも、驚くほど本体(13,500円)やカセットの値段が
安かったのと、遊んでいて楽しい「与作」という
名作があったので、なんだかんだいっても、
けっこうヒットしていましたね。
やはり、おもしろいゲームはハード性能よりも、
アイデアということですね!
1983年7月にはカセットビジョンJr.という
廉価バージョンの本体も発売されていて、こちらは
驚きの定価5000円!!!
なんと、ゲームウオッチなどよりも安かったわけだ(驚)
でも、Jr.は あまり売れなかった(残念)
※ 今回は「与作」メインの記事ですので、
カセットビジョンのハード(実はコントロールボックス構造だった)や
カートリッジ構造、そして続編ハードなどに関しては、
また別の機会に紹介予定です。お楽しみに。
※「カセットビジョンは日本初のカセット交換式ゲーム機」。
というのは、ウソ。retrogamerも見たことが無い、
「ビデオカセッティロック」とかいうハードが日本初の
カセット交換式らしい(未確認情報)
もっとも、海外製品でもカセットビジョンより古い
カセット交換式ハードはいくつか存在します。
<与作・・・ 実は By SNK>
ヨサクゲームは、実は、もともとは
今は無き「SNK」のアーケードゲームが元祖。
当時はSNKも「株式会社新日本企画」という、ビデオでも
発売していそうな(謎)ちょっと怪しげな名前の会社でした(笑)
※SNK=Sin Nihon Kikakuの頭文字
それにしても、さぶちゃんの曲からイメージして、
こんな奇抜で楽しいゲームをつくってしまったSNKはエライ。
たぶん、エポックは移植するにあたっては
正式なライセンスを取っていないと思います。
でも、この当時は、ゲームにおいてのライセンスという
考え方は 当時は まだ、あまりなくて、どこのメーカーでも
やっていたことです。
ある意味、「古き良き」おおらかな時代でした。
<ムービー制作秘話>
本当に、車で実機を起動してのPLAYもしていますが、
後半のゲームPLAY動画はさすがに家で録画収録。
.jpg)
本当は「与作」が出そう(?)な森林地帯で撮影したかった
のですが、その点は妥協してしまいました。
.jpg)
今回のムービー作成のため、ひさしぶりにカセットビジョンを
起動したわけですが、ビデオ出力(RF)が弱いことに
困りました。
やはり、そのままビデオに取ると画像がかなり乱れるのです。
ブースターをかまして、特殊な映像編集装置で、
あらかじめビデオ出力に変換して調整をしてから録画と、
けっこう大変でした。
それでも、画質はあまりよくない。
そして、ゲームが思っていた以上に難しくて、なかなか
「魅せる」ゲームが出来ない(汗)
それでも、なんとか1面クリアできました(ホッ)
後半のパニックPLAYぶりから、このゲームの
緊張感も伝わったのではと思います。
ビデオ撮影が終わり、編集段階で気が付いたのですが、
音が右チャンネルのみのモノラル。
さすがに再編集するのも大変だったので、妥協。
そのかわり、BGMを入れちゃいました。
カセットビジョンのテーマはカシオのSK−1の音です。
.jpg)
へっぽこぶりが笑えるでしょ

<ぜひ、遊んで見てください>
今となっては、なかなかカセットビジョンに触れる機械も、
機会も無いかもしれません。
でも、もし見かけたら、ぜひ、遊んで見てください。
「与作は名作!」 と断言します

「ゲームの楽しさはアイデア」ということが良くわかるかと
思いますヨ。
<与作の関連記事 LINK>
●さぶちゃんblog 与作系
http://blog.goo.ne.jp/tech-d/e/1fcf78dd4e2fd176e0c54b319ea78616


楽天 テレビゲーム市場
きっと遊びたいゲームが見つかる・・・。


楽天 ダイエット市場
ゲームで なまった体を シェイプアップ!!
きっといいものみつかるヨ。
見ても画面粗っ!というできでしたね。
また何故だか電子ゲームにも、この題材を
使ったものが幾つか発売されていました。
しかし改めてゲームやゲーム画面をみますと、
非常にゲームとしてまとまっていたという事
に気付きますね。いまさらゲームは、画面の
綺麗さだけではないという気がします。
今見ても、結構楽しそうな気がしますね。
また、この当時独特のピコピコ音も逆にそこ
が良かったんですね。
よくよく見ると、これかなり完成度高いです。
>また何故だか電子ゲームにも
木を切り倒すということが目的のゲーム
としては、「きこりの与作」と同じエポック社からリリースされていた「Mr.Wood Man」なら過去に持ってましたが、それ以外にも存在したのかなあ?
>よくよく見ると、これかなり完成度高いで>す。
retrogamerは、このゲームは
「芸術の域に達している(笑)」
って思っています。
ふと思ったんだけど、北島三郎さんは、
このゲームの存在を知っているのだろうか?
バンダイの『ツッパリカラス』など、与作系
のゲームとして一括りにしてました。ちょっと
括りが大雑把だったかもしれませんね。
「Mr.Wood Man」はドンピシャのタイミング
でこちらで紹介されてます。
http://blog.goo.ne.jp/tech-d/e/1fcf78dd4e2fd176e0c54b319ea78616
「ツッパリカラス」とは・・・。
存在すら知らないゲームでした(笑)
検索してみたら、詳しくレビューしている記事を発見。
http://www5e.biglobe.ne.jp/~kiden/densigame8/tsuppari_karasu.htm
そこでは あまり良いようには
評されていませんでしたが、見た感じだと
おもしろそうなゲームに見えました。
ヨサク系ゲームは、
まだまだ探すとありそうですよね。
「ヒット作の影に、類似作いっぱいあり」
なのが世の常ですから(^_^)
ところで、「Mr.Wood Man」の紹介、
なかなか楽しく読ませていただきました。
今から、コメントを残しに
いってきます(笑)