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2007年11月08日

「ビッグチャレンジ!柔道選手権」ディスクシステム用

 ジャレコのビッグチャレンジシリーズの第一弾だったのが
「ビッグチャレンジ!柔道選手権」
ビッグ柔道.jpg
 その名の通り、偉大なる挑戦を成し遂げるべく
日々精進するゲームなのだ。
 ディスクシステムが忘れ去られようとしていた
1998年の8月のこと。
「ビッグチャレンジ!柔道選手権」がディスクシステム用に、
ひっそりと発売された。


ビッグ柔道 (1).jpg

 「柔道のゲーム」ということ自体は、もちろんファミコン初
だったし、めずらしくて斬新だったのですが、
まだ格闘ゲームブーム前のリリースでしたし、なんだか
とても地味に感じました。

 やはり、プロレスや空手やカンフーのほうが派手で、
それまでのゲーム化の例も多く、
実際ヒット作も多かったですからね。


 ある意味、「柔道のゲーム化」自体が、
すでにジャレコのビッグチャレンジだった・・・
のかもしれません。


 ちなみに、この「ビッグチャレンジ!柔道選手権」が
リリースされた2ヵ月後の1988年10月のこと。
 ソウルオリンピックで斎藤仁が柔道で
金メダル2連覇を達成した。


 それによって ちょっとした柔道ブームがおきて、
このゲームも売れに売れた・・・
なんて話は聞いたことは無かった(汗)

  「柔道ブームになっても そんなのかんけーねー」
だったことでしょう。

 せっかくなので、オリンピックに便乗したゲームにしたり、
そのころの大ヒットマンガ「YAWARA!」みたいな女子柔道
ゲームにでもすれば、もうちょっとメジャーなゲームに
なっていたかもしれませんね。
でも、「柔よく剛を制す」や「一本背負い」を表現するのは
難しいでしょうけど(汗)

※ちなみに、まだ当時はYAWARAはアニメ化されて
 いませんでした。


 「オリンピックに便乗すれば良かったのに」といっても、
このゲームのメインとなる「ストーリーモード」では、
世界選手権での優勝が最終目的ですので、
「オリンピック出場」という展開自体が
用意されていません(汗)

ビッグ柔道 (2).jpg
(ありがたい鬼コーチのお言葉)


 「ストーリーモード」では、コーチが「攻略のヒント」となる
的確なアドバイスをくれるので、そこそこゲームは盛り上がる。

でも、やはり派手さがなく、地味なゲーム。

ビッグ柔道 (3).jpg

  遊んでいて あまり柔道をやっている
という気分にならなかったのが致命傷。

 技をだしても、あまり爽快感も無い。


 せっかく用意されている2Player対戦モードもイマイチで、
あまり熱くなれない。


 ところで、
 このゲームの発売から20年近くたった今までを
振り返ってみても、「柔道」を題材にしたゲームは 
ほとんど発売されていませんよね。

※柔道家が主人公となった異種格闘技ゲームなら
 けっこうリリースされていますけどね。


 柔道は崩し(重心をくずす フェイント)や
寝技があったりと ゲーム化が困難なスポーツ。
 そして繊細さ(技をかける微妙なタイミング)も要求される。

 それに対応できるインターフェイス(コントローラー)や
操作方法をゲームに反映させるのも難しいのでしょうね。

 でも、そんな繊細な操作も、今時ならWiiリモコンなどで
対応可能かもしれませんね。

 だからって「柔道」のゲームで遊びたいか? 
って聞かれると
「ビミョー」としか言えませんが(汗)





楽天 テレビゲーム市場
きっと遊びたいゲームが見つかる・・・。
貴重なレトロゲームが見つかることも・・・。





楽天 ダイエット市場
ゲームで なまった体を シェイプアップ!!
きっといいものみつかるヨ。



posted by retrogamer at 06:55| Comment(0) | TrackBack(0) | ファミコン / 任天堂 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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