
たしか、1987年11月だったかな?
ソフトバンクから限定販売された
史上初のビデオゲーム専門用語辞典。
「新明解ナム語辞典」が正式名称。
西島孝徳の著書。
この本は、
ナムコファンによる、
ナムコファンのための、
ナムコのすべてがわかる本
B5版 280ページ・オールカラー!
史上初の ビデオゲーム専門用語辞典。
収録範囲は「おそ松くんダービー」から「ドラゴンスピリット」
まで1134項目。新旧ナムコのビデオゲームとそれに関する
キャラクター名・特殊現象から、ナムコット・エレメカ・
ロボット・一般ビデオゲームまで網羅!
未公開イラストや未公開キャラの紹介が貴重!
付録でディグダグやドルアーガのテーブルポップの
復刻版が付属していました。
NGやラジアメを知らなくても、ナムコマニアの仲間入り
が出来るすばらしい本でした。

(クリックで拡大)
「はっきりいって、超マニア本です!!」
と広告でもうたっていますが、そのとおりです。
内容も作りも本当に豪華な本でした。
とにかくブックデザインがインパクト大。
表紙が黒いプラスチックで出来ていて、なんと、
アーケードゲーム基盤を模しています。
このプラスチックの基盤上には、ちゃんと
ICやLSIの形で、実際に凹凸までありました。
※ニューヨーク・アートディレクターズクラブ国際展入選
ブルーノ・ビエンナーレ入選
という、すばらしい表紙デザインの本なのだ。
限定版だし、「取り寄せ本」だったと思いますが、
なぜか 発売日直後に近所の某本屋に1冊だけ置いてありました。
そう。一度は買うチャンスがあったのです。
でも、当時 中学生だったretrogamerにとっては
本に5000円・・・は高すぎた。
それでも、その本はすぐに売れてしまったのか、
次にその本屋に行った時にはすでに無かった。
やはり、無理してでも買っておくべきだったか?
そして・・・
高校生のころ、古本屋にて、中古本として再会。
2度目の購入チャンス。
でも、古本なのに、定価のまんま5000円。
オマケに消費税導入(当時は3%)により、
事実上150円の値上げだ。
ちなみに、ゲーム攻略本や雑誌コーナーではなく、
豪華本・写真集のコーナー、それも棚の高い
場所に陳列されていました。
2000円くらいだったら欲しいのだけどなあって
思っていたら、すぐに売れてしまった。
それ以来、一度も、この本とは再会していない。
ひょっとして再販とか復刻もされているのかな?
でも、その気になれば
いまの時代ならオークションとかで入手可能かも。
その代わり、高いかもしれませんが。
とにかく、その気になれば、昔欲しかったものが
何でも手に入る すごい時代になったものです。
<追記>
某お店で、1万円(中古 税込)で発見!
でも、やっぱり1蔓円はだせないよぉぉぉ。
そして、昔のBeepを見てたら、こんな記事が・・・

「新明解ナム語辞典」のアフターフォローコーナー(^^)

で、文末にはこう書かれている!!!

今からでもいいから、実現させてくれぇぇぇぇ。
そういえば、Beep(ソフトバンク刊行)は、数年前に
復刻版を出してましたね。


ってことは、ナム語本だって可能なはずだ!
いつか実現しないかな?
<CM>