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2008年04月04日

MZ-1500の声。 PC-6001とどっちが美声?

MZ1500SP (5)_R.jpg
SHARP 「MZ-1500」の声、初めて聞きました(驚) 
(Youtube動画 MZ-1500 self introduction )
へえ、これがMZ-1500の音声合成(オプション)なんだぁ。
良く出来たムービーです!カンゲキ。




実は、
retrogamerはMZ-1500を2台所有してるけど、
オプションのボイスボードまでは持っていません
でしたからね。

MZ1500SP (2)_R.jpg




MZ-1500用のボイスボードはMZ-1M08という型番で
当時の定価10000円。
買っておけばよかったかな。

BASICでも「VOICE」命令で簡単に制御可能らしい。
(ちなみに、MZ-2500でも使用可能だったらしい)



 NECのPC-6001mk2よりも大人な声な気がしますが、
ロボット度はMZの方が高い気がします。

でも、「MZ」という音声や変な笑い声は妙にリアルで、
逆に違和感があります(笑)
(そういうのが34種類あるようです)

たぶん、PC-6001mk2の音声合成でいうところの固定語
みたいなものでしょうか?

PC-6001系固定語

0:終わりました
1:お待ちください
2:故障中です
3:いらっしゃいませ
4:ありがとうございました

 ちなみに、
PC-6001Mk2は「しゃべる」だけだったけど、
PC-6601からは歌うことも可能。さらに、SR系だと
FM音源との同時再生も可能・・・だったけど、
かなりのオンチです(汗)
でも、使いようによってはイロイロ遊べます。


(PC-6601が歌うタイニーゼビウス )

 もちろん、音楽に同期させるために
PC60のボイスも波形編集&エフェクト処理も
されているであろうけど、ほぼ、これが
PC60系の音声そのもの。
 MZよりもカツゼツは良いですね。
歌えるのがやっぱり魅力です。

88_PC6601_R.jpg
(My PC-6601)

PC-60系の音声合成については、お歌のサンプルWAVまで
用意されている、こちらをご参考に(^^)

●歌えっSR!
http://sai.cside.tv/mycom/sr/


 と、いつのまにかPC-6001のお話になっていましたが、
今回はMZ-1500メインのお話。



 SHARP「MZ-1500」の主要スペックは以下のとおり

MZ1500SP (5)_R.jpg

・CPU Z80A互換(LH0080A) 3.58MHz
・ROM1 4KB / ROM2 8KB /4KB(キャラクタ)
・RAM 64KB(メイン)/ 4KB(VRAM) / 24KB(PCG)
・テキスト 40文字×25行
・グラフィック 320×200 PCG(8色)
・サウンド 6オクターブ6重和音(PSG3音×2)
      各PSGごとにライン出力可能
     (ステレオ再生可能)
・QD搭載 片面64KB(両面128KB)
     クイックディスクのロード時間は驚きの8秒。

MZ1500SP (6)_R.jpg
・端子類  ジョイスティック専用端子、
      CMT端子(データレコーダ接続用、Audio用)、
      プリンタ端子、
・I/O   汎用スロット、RAMファイル専用スロット
      ボイスボード専用スロット
・定価 89800円
MZ1500SP (7)_R.jpg



 
 MZ-1500は、
 実はMZ-700の後継機種なので、MZ-700のソフトも使用可能
でした。

※ シャープMZ-80系の最後となった機種です。
 (MZ-80、MZ-1200なども同系列)


 クイックディスクは後にファミコンのディスクシステム
のメディアとして普及しましたね。
Vball2.jpg

 当時としては、FDに比べれば安かったし、テープに
比べれば早くて便利で、なかなか良かったのではと思います。

MZ1500SP (4)_R.jpg
(実はユニットごと外せるQDドライブ)

 でも、FDみたいなランダムアクセスが出来なかったり、
容量も少なめだったりと不満なところもありましたけどね。
何よりも、ディスクが壊れやすかった(読めなくなりやすい)
のが、いたかったですね。


QDは実は「らせん状」にデーターを読み書きしています。
つまり、データーは連続した1本道に記録されているってこと。
だから、「高速なカセットテープ」って呼ばれるわけだ。

※FDは同心円状にデーターが記録されます。トラックとか
 セクタとかで管理されています。

MZ1500SP (4)_R.jpg
(ほら、カセットテープデッキのヘッドみたいでしょ?)



ちなみに、これがretrogemerのMZソフトコレクションだ!
MZ1500SP (1)_R.jpg
(クリックで拡大。何タイトル分かるかな?)


ちなみに、MZ-1500はシャープ伝統の「クリーンコンピューター」
だったので、BASICするにもプログラムを読み込む必要がありました。
MZ1500SP (8)_R.jpgMZ1500SP (9)_R.jpg




当時、どうもマニアックな感じだったMZ系だったのですが、
方向転換したのか、ホビー指向を前面に打ち出したのが
このMZ-1500でしたね。


だから、雑誌でもポップな感じの広告が多かった(^^)
MZ1500SP_R.jpg
MZ1500SP (10)_R.jpg
MZ1500SP (11)_R.jpg
(マイコンBASICマガジン 1985年)

 このスペックでこの値段だったので、そこそこ
人気が出るかな?とは思ったのですが・・・



 やはり当時のPC-88やX1、FM7などの人気は高くて、
MZは まったくたちうちできませんでした。

 なんせ、MZ-1500用のソフトが少なかったのが
痛かったですね。
 電波新聞社(DEMPA様)は、たくさんのタイトルを
長い時期においてリリースしてくれたのですが、
他のメーカーはなぜかMZ−1500のソフトをあまり
作ってくれませんでしたからね。

 同じようにPC-6001シリーズもソフトがどんどん
リリースされなくなってきて、MZ-1500と時を同じくして
終端を迎えます。

 低価格ホビーパソコンはMSXがどんどん普及していき、
PC-60クラスのホビー機種はだんだん減っていきましたね。

 そして、PC-8801mk2SRの大ヒットにより、
パソコンゲームといえばPC-88という時代をむかえます。


88SR_R.jpg

MZシリーズもMZ-2500などで対抗するのですが、やはり、
マイナーな存在でしたね。

栄華を極めたPC-88ですら、8ビットの限界というか、
PC-98の脅威に勝てず滅びていったのは 皆様のご存知の
とおりです。


「誰が何と言おうと自分の機種が一番! 何でも出来る」
と熱くなれた あのころが懐かしいですね。




<CM>




みんながコレで燃えた! NEC 8ビットパソコンPC-8001・PC-6001 税込 2,940 円


<ショップの解説より>

〜日本のパソコンの歴史は、ここから始まった…。

●8ビットパソコンの銘機、PC-8001とPC-6001が誌面とエミュレータで蘇る!

1979年のPC-8001、そして1981年発表のPC-6001、
日本における本格的なパソコンの歴史は、
これらNECの8ビットマシンによって始まりました。
これらのマシンでパソコンの基礎を憶えた方、
ゲームに熱中した方、NEC PCへの接し方と
思い入れは人それぞれに異なったと思いますが、
「このマシンと出会わなければ今の自分はなかったかもしれない」
その思いは共通しているのではないでしょうか。
ユーザー1人1人に熱い思い入れのある、この銘機たちが今、
誌面とエミュレータで蘇ります。

●懐かしのゲーム、アスキー『AXシリーズ』
『AYシリーズ』20本以上が蘇る

PC-6001発売の翌年1982年に弊社より
『ASCIIソフトウェアバンク PC-6001 AXシリーズ』
と同『PC-8001 AYシリーズ』が発売されました。
スピーディーなゲーム展開、熱中できる
リアリティなどゲームのエッセンスを凝縮した
AX・AYシリーズは、たちまち多くのユーザーの心を
掴みました。その名作ゲームが今、エミュレータで蘇ります。
当時は実機が高価で手が届かなかった方、
実機を所有されていたが今は処分してしまった、
という方々はもちろん、「PC-8001/6001って何?」
という若い世代の方にもお楽しみいただける内容
です。

●NEC8ビットPC創世記のキーパーソンと一緒に、
当時を振り返る!

PC-8001/6001を取り巻く各界のキーパーソンインタビューを
多数掲載。ゲームコンテストへの応募がきっかけとなり
ゲームクリエイターとなった、チュンソフト社長・中村光一氏、
『PC-6001ユーザーのバイブル』とも呼ばれる
『こんにちはマイコン』の作者、漫画家・すがやみつる氏など、
NEC8ビットPCを支えた方々のインタビューと寄稿文を多数、
掲載しました。

■豪華付録
●袋とじ! パロディ版『ア・スキー 2005』
'80年代のマイコンファンにとって思い入れのある
『月刊アスキー パロディ版 ア・スキー』を復活、
2005年版を袋とじ付録として
添付しています。

●PC-8001&PC-6001 1/6スケール・ペーパクラフト
初代PC-8001とPC-6001を1/6スケールで忠実に再現した
ペーパークラフトを掲載しました。
付録CD-ROMには印刷用のPDFデータも収録されており、
お手持ちのプリンタで印刷していただければリアルな
PC-8001とPC-6001のミニチュアモデルが制作できます。

●懐かしのゲームを31本収録(バージョン違いを含む本数です)
『ASCIIソフトウェアバンク PC-6001 AXシリーズ』と
同『PC-8001 AYシリーズ』から名作の数々をエミュレータに
載せて収録しました。名作と言われた『オリオン』『クエスト』
『オリオン80』など懐かしのゲームが今、蘇ります。

■目次

・本格的なコンピュータを世に送り出したかった
 PC-8001開発者 加藤 明・土岐泰之インタビュー

・解体天国 PC-8001・PC-6001

・PC-6001に敵はいなかった! 生みの親 
 松田博利・尾崎孝之インタビュー

・付録CD-ROMの使い方

・昔懐かしい、あの思い出のゲームが今、蘇る!
 アスキー・AXシリーズほかゲームレビュー

・伝説の作者達が20数年ぶりに集まった!
 僕らが、このゲームを作った AXシリーズ作者座談会

・すがやみつる こんにちはマイコン 21世紀哀愁編
 パソコンのおかげで人生が変わった 
 インタビュー・すがやみつる

・軍ユのペーパークラフト道場・出張版
 1/6スケールで蘇る PC-6001/PC-8001

・「ドアドア」を生み出した伝説のプログラマーが語る
 ゲームに惹かれた、あの頃 インタビュー・中村光一

・今では消え去ってしまった珍しいマシンが大集合!
 世界の珍ピュータ

・伝説のゲーム作家 芸夢狂人

・どこかApple?に似て低価格 
 懐かしい魅力がつまったPC-6001

・大発掘! 魅惑のPC-6001カートリッジの世界

・あの頃のログインは熱かった
 懐古トークセッション 
 河野マタロー&高橋ピョン太

・SFアドベンチャーの傑作が今、蘇る!
 コロニーオデッセイ大研究

posted by retrogamer at 02:35| Comment(2) | TrackBack(0) | レトロPC | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
いつも以上に濃厚な紹介記事でMZ-1500に対する愛情がヒシヒシと伝わってきました!

それにしてQDDの内部を初めて見たんですが「高速なカセットテープ」の名のごとく、本当にカセットテープのような作りをしてますね。同じQDDを搭載していたディスクシステムですが、駆動ドライブのベルト調整が大変らしいのですがMZ-1500もベルト駆動なのでしょうか? ちょっと気になりましたので。
そうそう、ディスクシステム用のQDはMZ用の物より少し縦長でしたよね。未使用のMZ用のQDにアダプターを装着してディスクシステムでも使用できていましたが....。モゴモゴ(;゚−゚)

ベーマガ読者だった自分としては欲しいハードの1つでもあったのですが、denpa以外のソフトメーカーにもう少し頑張って頂きたかったですね。

MZ-1500が6重和音だったことをてっきり忘れてました。M(_ _)m
Posted by code_VR. at 2008年04月07日 23:49
コメント、ありがとうございます。

そうなんですよね。
FCのディスクシステムとは中身のディスクは同じものなんだけど、ケースは違う大きさなんですよね。やっぱり安価なMZ用ブランクディスクによってコピーが蔓延するのを恐れてそういう仕様にしたのでしょうね。

>MZ-1500もベルト駆動なのでしょうか?
わかりません(><)
でも、いつかは分解してみようと思っていますので、そのときは写真つきで記事にしようと思います。

ちなみに、FCディスクシステムのベルト
交換は以前に やったことあるんだけど、思った以上に調整が大変でした。


Posted by retrogamer at 2008年04月09日 00:03
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